来年の手帳、何買ったの？

実は、人の手帳を覗きたい病を患っている。

どんな手帳を使ってるの？

どんな風に手帳を使ってるの？

何書いてるの？

へー、そういう事に興味があるんだー。


って、究極の「余計なお世話」である。


でもさ、ホラ、偉人の手帳とかって、死んだら書籍化されちゃったりしてすごい勢いで
拡散されるじゃん。究極のプライバシー侵害！
でも、みんな、偉い人が何考えてるか知りたいから、そういうところからヒントを得ようと
するんだよね。レオナルド・ダ・ヴィンチとかさー、合わせ鏡で手帳書いてたりして
すんごい楽しい。記号とかパズルとかに天才の考えの一部が反映されてるかと
思うとワクワク・ドキドキするよね。

まー、あの人の場合、宗教関係者らから目を付けられていたから仕方なくそうしたんだろう
けど、でも、半分くらいは、絶対自分も楽しんでそうしてたよね！
私はそう信じている。

手帳には、その人の近々の過去と未来と現在が載っている。
現在には、その人の生活がかいま見える。それからその人の性格も。
きっと、簡潔ながらも必要な情報を買い込んでいる人は部屋もきれいに
してるんだろうなぁ～とか、使っているマステがピンクの人は部屋とか服装が
フリルとリボンで飾られてるんだろうなぁ～とか、書きなぐりの人はめちゃくちゃ即物的で
今を生きてる人なのかもとか、いろいろ想像してニヤニヤできる。

絶対表情には出さないけれど、内心ニヤニヤしてる。

もし、心が視覚的に表層化してしまっていたら、すんごい首が伸びちゃってて
人の手帳を覗きこんでいる。
妖怪「手帳覗き」になる勢い。

12月は手帳を切り替える季節。
人によっては、今年の手帳と来年の手帳の両方を持ち歩いている。
見えない首が伸びすぎて、カフェとかに入っちゃうと肩と首が凝って凝って仕方がない。
だから、あまり入らないようにしている。
でも、見たい。

というわけで、あえてここで。

みんな、来年の手帳、何買ったの？

手帳、何書いてるの？