HA KU SA I

2014年7月3日日常

というわけで、白菜を見てきた。
場所は東京国立博物館。

台湾自慢の神品至宝、翠玉白菜！

皇帝の后の嫁入り道具だったらしいっす。
白菜の白は純血（だっけ？）、白菜にひっついてるキリギリスは多産を
意味しているという。

超硬い翡翠を削って磨いて磨いて作り上げた白菜。
ひだひだもリアルな、スベスベ白菜。

土曜日に会いに行くと、２３０分も待たされる。
ということで、あっしは平日の１９時過ぎに出かけてきましたよ。
で、６０分待ち。いや～、待った、待った。

で、見た感想は…素晴らしい。
あれこそが、自然と職人技の究極のコラボ！

しかし、ですよ。
白菜ばかりがクローズアップされているけれど、ほかの収蔵品も負けず劣らず
素晴らしい。さすが、歴代皇帝のコレクション。

本当に……

えーと、あのさー。
本当に素晴らしい書とか絵だけど、なんで、皇帝たちはガッツリその上に
ハンコ押しちゃってんの？　ハンコ＝「俺様が所有しました」印。
これ、芸術作品じゃないの？

というわけで、素晴らしい芸術品だろうがなんだろうが関係ない。
俺様（皇帝）がここに押したいから押すんじゃー！

という、権力者とはなんぞや、ってところまで丸見えで見せてくれちゃう
「台北　國立故宮博物院展」は超オススメの展覧会でございます。

あ～、九州に行った肉形石も見たかったな～。

そうそう。
土産物屋の白菜キティちゃんには度肝を抜かれたよね。
キティちゃん、どこまで貪欲なんだ…。
というわけで、「キティちゃん　白菜」で画像検索してみるといいと思うの。