今観ると、フェイ・ウォンちゃんが演じたあの娘が痛い（笑）
多分、初めて観た時は、石鹸とかタオルに話しかけているトニー・レオンの方が
痛いと思っていたと思うんだけど、今観ると、痛いのはフェイ・ウォンの方だった。
おっさんの方に感情移入してるなんて、私も歳を取ったなー。
そういえば、フェイ・ウォンちゃん並にエネルギー余っちゃってる友人に先日、
久しぶりに会ったら「最近、若い子を見ると、『若いな～』って思っちゃう」って言っていて
笑った。内心、そりゃー、あんたの事だよと思いながら、どんなところが？と聞いたら
「なんでもないところで笑うところ」と言っていた。
そう言ったすぐ後に、彼女はなんでもない事で大爆笑。
やっぱり、変わらない（笑）。
ウォン・カーウァイおじさんは、エネルギッシュな女性が好きと言っていたけれど、
確かに彼の映画には必ずエネルギー有り余っちゃってる女の人がいっぱい出てくるよね。
この映画でも、途中から全然出なくなっちゃったブリジット・リンちゃんがものすごい
走ってる。ハイヒールでめちゃくちゃ走ってる。
編集してあって、その後にまったく息が切れてないところが全然不自然に見えない
ところがブリジット・リンのスゴいところだよなー。超クールでエネルギー余ってる
女なの。
今はオシャレプレイスになったSOHOのエレベーターが出てきた。
懐かしいなぁ～、SOHOって以前はあんな感じだった、そういえばと思ったり、
行った事がないけれど、標識や看板を見れば、なんとなくどの地域か分かる
その土地の様子を見て、あの頃はこんな感じだったんだーと思いながら見ていた。
トニーがご飯食べているところにフェイ・ウォンちゃんがズルズル野菜を運んでいた
あの食堂って、この間私が泊まったところの近くかなー。
ロケ地は違うかもしれないけれど、想定としてはあの場所だと思うなー。
だって、私が泊まったところ、SOHOのエスカレーターから２ブロックしか離れてないもん。
金城武君はダサい男にもかっこいいオトコにもなれちゃうところが
当時の魅力だったよねー。
チャーリー・ヤンって今も現役なのかなー。
香港って、異常にカレーライスが美味しいんだよね。
もしかしたら、「あれはカレーじゃないけど、日本のカレーライスは美味しい byインド人」
っていうのと同じ感じなのかなー。
とにかく、インドのカレー☓香港中華の結婚は大成功だったと思う。
昔はインドの人がすごくたくさんいたけど、今も多いのかな。
（お互い、宗主国がイギリスだったから）
映画にもいっぱいインドの人が出てきたけど、ブリジット・リンちゃんが
口数は少ないながらも、広東語と英語でずーっとしゃべってるところに
北京語でモノローグを入れているところが香港らしいと思った。
香港で、相手がインド人。彼女は台湾育ち。
当時の香港には本当にいろんな人、物があった。
この間、行ったら、少し単一化が見られたような気が…。
しょうがないのかな…。
なーーーんて、いろんな思いや考えが交錯した。
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