さらば香港 その1 (香港に行ってきた31)
2013年1月24日 2012年夏 香港旅行
美味しい飲茶を楽しんだ私は、空港に向かった。
いや、香港駅に向かった。
香港駅には主要航空会社のチェックインカウンターがある。
そこで荷物を預ければ、手ぶらで空港に行けるのだ。
カウンターには各便のチェックイン締め切り時間が書いてある。
空港に荷物を運ぶ時間があるので、締め切りは若干早め。
でも、私の前には中国人らしき夫婦が1組しかいない。
余裕、余裕
と思ったが……
5分待っても、10分待っても、15分待っても…
前の夫婦のチェックインが終わらない…。
ちょっ 一体、何時間かかってるのよ?! ←あせり始める
あと2分で私の便のチェックインが締め切られるはず。
どえ~!! スピードアップしろーーーーーー!!!(心の叫び)
(と言ったところで、あせってくれないと分かっているので黙っていたが…)
ようやく終わりそうか? と思って、スタッフのおねーちゃんの手元をみたら、
パスポートの束、束、束!!
一体、何人のチェックインをしたんだよ!!!
どうやら、中国人ツアー客のチェックインだったらしい…。
先ほどの夫婦がカウンターを離れ、ようやく私の番が……
と思ったが、私の目の前に置き去りにされたベビーカーが…。
ははぁ、バッゲージタグを付けてないだけね。
そこで…「あの、ベビーカー、忘れてますよ」と軽い気持ちで言ったところ、
おねーちゃんがベビーカーを掴んで、すごい勢いで走り出した!!
あ あ あ、ええええええええええええええ???
やっと帰ってきた時には、チェックイン締め切り時間を10分は過ぎていた……。
私のチェックインは1分もかからず。
最後におねーちゃんはこう言った。
「空港行きMTR(地下鉄)の入り口はあちら。
あのエレベーターで下まで行って。
急がないと乗れないわよ。」
ひーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
というわけで、私は走ってMTRに乗り込み、空港についてからも必死で走った。
(途中で、上海灘のショップの位置は確認したけど)
ハァハァハァハァ…息を弾ませながら搭乗口まで走ったらば、10分もしないうちに
人が列をつくり始めた。
というわけで、私もその列に並んだのだ。
ところが……
中国人のおばちゃんが、じーっと私の顔を見るなり、私の前に割り込んだ!
なに~!!! おばちゃん、どういうこった!!! わりゃー!!
と思ったが、次の瞬間、怒りよりもおかしさが込み上げた。(画像1)
こ、これは…おばちゃんのバッグは…!
MIU MIUが「うちの偽物だわ!」と認めるのも恥ずかしいんじゃないかっつーシロモノ!!!
さ、さすが偽物天国…。しかし、これほどずさんな作りでは、外国では売れないだろう…。
(画像、ブレブレでごめん。でも、スマホでの盗み撮りだから…)
私はなんとなく、おばちゃんの後ろに収まったまま、ちゃっちいMIU MIUのバッグを
観察したのであった。
(続く)
いや、香港駅に向かった。
香港駅には主要航空会社のチェックインカウンターがある。
そこで荷物を預ければ、手ぶらで空港に行けるのだ。
カウンターには各便のチェックイン締め切り時間が書いてある。
空港に荷物を運ぶ時間があるので、締め切りは若干早め。
でも、私の前には中国人らしき夫婦が1組しかいない。
余裕、余裕
と思ったが……
5分待っても、10分待っても、15分待っても…
前の夫婦のチェックインが終わらない…。
ちょっ 一体、何時間かかってるのよ?! ←あせり始める
あと2分で私の便のチェックインが締め切られるはず。
どえ~!! スピードアップしろーーーーーー!!!(心の叫び)
(と言ったところで、あせってくれないと分かっているので黙っていたが…)
ようやく終わりそうか? と思って、スタッフのおねーちゃんの手元をみたら、
パスポートの束、束、束!!
一体、何人のチェックインをしたんだよ!!!
どうやら、中国人ツアー客のチェックインだったらしい…。
先ほどの夫婦がカウンターを離れ、ようやく私の番が……
と思ったが、私の目の前に置き去りにされたベビーカーが…。
ははぁ、バッゲージタグを付けてないだけね。
そこで…「あの、ベビーカー、忘れてますよ」と軽い気持ちで言ったところ、
おねーちゃんがベビーカーを掴んで、すごい勢いで走り出した!!
あ あ あ、ええええええええええええええ???
やっと帰ってきた時には、チェックイン締め切り時間を10分は過ぎていた……。
私のチェックインは1分もかからず。
最後におねーちゃんはこう言った。
「空港行きMTR(地下鉄)の入り口はあちら。
あのエレベーターで下まで行って。
急がないと乗れないわよ。」
ひーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
というわけで、私は走ってMTRに乗り込み、空港についてからも必死で走った。
(途中で、上海灘のショップの位置は確認したけど)
ハァハァハァハァ…息を弾ませながら搭乗口まで走ったらば、10分もしないうちに
人が列をつくり始めた。
というわけで、私もその列に並んだのだ。
ところが……
中国人のおばちゃんが、じーっと私の顔を見るなり、私の前に割り込んだ!
なに~!!! おばちゃん、どういうこった!!! わりゃー!!
と思ったが、次の瞬間、怒りよりもおかしさが込み上げた。(画像1)
こ、これは…おばちゃんのバッグは…!
MIU MIUが「うちの偽物だわ!」と認めるのも恥ずかしいんじゃないかっつーシロモノ!!!
さ、さすが偽物天国…。しかし、これほどずさんな作りでは、外国では売れないだろう…。
(画像、ブレブレでごめん。でも、スマホでの盗み撮りだから…)
私はなんとなく、おばちゃんの後ろに収まったまま、ちゃっちいMIU MIUのバッグを
観察したのであった。
(続く)
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