レパルスベイへ (香港に行ってきた その22)
2012年11月11日 2012年夏 香港旅行
香港4日目。 この日は終日1人散歩!
香港島の南側にあるレパルスベイの龍に会いに行くんだ。
朝食はホテル近くのお粥屋さんで。(画像1)
これは魚片牛肉粥。
字面を見たら、もう説明は要らないよね(笑)
食べ終わったら、中環のバスターミナルに移動だ。
バスターミナルの手前まで来て、思い出した。
そーいえば、アラン・チャンのショップがIFCモールにあるはず!
中環にあるIFCモールは、フォーシーズンズホテルと
バスターミナルと香港駅に繋がっているという、
観光客にはもう至れり尽くせりな場所にある。
ちなみに、IFCって、International Financial Centreの略。
つまり、金融センターなわけ。
構成としてはIFC、IFC2、IFCモール、フォーシーズンズホテルの
4つの建物から成っているらしい。
IFC2はなんと地上88階・地下6階建て、高さ415.8もあるノッポビル。
九龍半島にできたICC(こちらは更に高い484m)と並ぶ、香港のランドマークなのだ。
というわけで、IFCモールのアラン・チャン ショップに行ってみたが、
ポストカードは売っていなかった。(ショボーン)
「尖沙咀の海港城(ハーバーシティ)か、湾仔にあるかも」と教えてもらい、
ノートを2、3冊買ってショップを出た。
よし、気を取り直して、レパルスベイに行くぞ!私はターミナルでバスに乗り込んだ。
ちなみに島の南側には鉄道や地下鉄は通っていない。
タクシーかバス、小バス(定員10人ほど)でしか行くすべはない。
中環のバスターミナルからレパルスベイへ行くバスは数種類あるが、ルートも色々ある。
1・スピード重視でトンネルを通って行くルート、ただし景色は超つまらない
2・地上とトンネルを併用するルート、パンダがいる香港海洋公園の方に回ってくれる
3・山からの景色を楽しみながら行くルート、ただし一番時間がかかる
私はルート3が好きなのだが、車酔いする人には絶対オススメできない。
とにかく香港のバスは運転が荒い、しかもいろは坂並のカーブを猛スピードで疾走する。
途中、木々の枝がバシバシ窓ガラスにあたってくるというワイルドなバス道中になるからだ。
昔友人を連れてバスに乗ったが、現地に着いたら友人がグッタリしていた、という事もあった…。
しかし、起伏に富んだ香港の高みからの眺めは本当に目に楽しいし、いろんな情報を得られる。
途中、香港賽馬會がらみの建物(お金持ち仕様)なんかが上から見られるし、
美しいモスクの側も通る。(イスラムかヒンズーかは分からないけど。ヒンズーかな)
変な話だが、香港のお墓を見ることもできる。
香港の墓石には故人の顔が焼き付けられたタイルがはめられていることを知ったのも、
このバスに乗ったおかげだ。
「なるほど。お隣りさんのお墓と間違えることは絶対ないな」と感心したものだ。
(多分、この墓はキリスト教の人限定だとは思うけど)
レパルスベイ(浅水湾)は、映画「慕情」(1955)の舞台となった事で有名なリゾート地だ。
近くにある赤柱(スタンレー)とセットで訪れる観光客が多い。
高級住宅街でもあり、なんと高級マンションのみならず、戸建もある。
日本と違い、九龍半島と香港島で戸建に住める人はあまりいない。
香港島に至っては大金持ちや、欧米本国から派遣されてきた雇われ支社長くらいしか
住めない。しかも、島の南側と中部限定。
香港島北部で戸建に住んでいる人は、私が知る限り、
タイガーバームで財を築いた胡一族くらいである。
ちなみに、胡さんの家はCWBから車でちょっと行ったところにある。
広大な敷地にレトロ・ゴージャスな一軒家があり、そこには確か、胡さんの姪御さんが
住んでいる(今もご存命かしら)。
敷地内には、観光名所の1つ、タイガーバームガーデンがある。
今回は行かなかったけど
胡さんのキッチュでオドロオドロしいタイガーバームガーデンは、私の中で永遠のネタ。
あんなに稼いであんなに金をかけて作ったものがアレだなんて…おもしろすぎる。
胡さん、友達になりたかった! ←胡さん本人はとっくの昔に故人である。
(あれ、Wikipediaによると、タイガーバームガーデンは2000年に閉鎖だって。
残念! 私が最後に行ったのは、閉鎖直前だったのか…。
でも、香港の二級歴史建築に指定だって! さすが!!)
とにかく、みなさんには1度、「タイガーバームガーデン」で画像検索することをオススメする。
話を戻すが、レパルスベイ周辺はゴルフコースやテニスコートなんかがあったりして、
リラックスできる雰囲気が漂う。島の北側の喧騒から逃れるには持ってこいだ。
レパルスベイに着いた!
レパルスベイといえば、パッカーンとど真ん中に穴の開いた「ザ・レパルスベイ」である。
実はこれ、龍の通り道(画像2)。
勝手な想像だが、あそこの土地を購入し、建物を建てる計画を進めてしまった後になって、
風水師に「あ、あそこは龍(の気)が通りますよ」と言われて
考えあぐねた結果、
「そうだ! あそこに龍が通る道を開ければいいんじゃないの?」と思いつき、
実際に開けてしまったのだろう。
それくらい、香港の人々は風水を信じているのだ。
「ザ・レパルスベイ」の前で、ぼーーーっと龍が通るのを(心の目で)眺めた後、
敷地内を散策した。
ここはかつて「レパルスベイ・ホテル」と呼ばれていたホテル。
今も現役…かと思ったら、高級マンションになっていた。
レストランやショッピングモールは現役だ。
この日は、建物の内部で結婚に向けて写真撮影に励むカップルがいた。
きっと、ここで写した写真を等身大に引き伸ばして寝室に飾るんだろうなぁ~。
(香港のお宅を尋ねると、寝室に必ずこの手↑↑の写真が飾ってある)
古き良きホテル時代の雰囲気がただようザ・ベランダ・レストランでアフタヌーンティーを
楽しもうと思ったけれど、残念ながら時間が合わなかった。
今度来たら、お茶しようっと。
そういえば、レパルスベイを散策している時に、ありえない形の建物に出会った。(画像3)
これはオリジナリティの粋なのか、それとも地震がない香港だからできることなのか。
建築家ではないのでまったく分からないけれど、日本じゃ絶対に巡り合えないだろう
建物だ。
高所恐怖症の人は最上階には行けないだろうねー。
私は……登ってみたいな。
今度行くとき、登れるかどうか調べてみようっと。
香港島の南側にあるレパルスベイの龍に会いに行くんだ。
朝食はホテル近くのお粥屋さんで。(画像1)
これは魚片牛肉粥。
字面を見たら、もう説明は要らないよね(笑)
食べ終わったら、中環のバスターミナルに移動だ。
バスターミナルの手前まで来て、思い出した。
そーいえば、アラン・チャンのショップがIFCモールにあるはず!
中環にあるIFCモールは、フォーシーズンズホテルと
バスターミナルと香港駅に繋がっているという、
観光客にはもう至れり尽くせりな場所にある。
ちなみに、IFCって、International Financial Centreの略。
つまり、金融センターなわけ。
構成としてはIFC、IFC2、IFCモール、フォーシーズンズホテルの
4つの建物から成っているらしい。
IFC2はなんと地上88階・地下6階建て、高さ415.8もあるノッポビル。
九龍半島にできたICC(こちらは更に高い484m)と並ぶ、香港のランドマークなのだ。
というわけで、IFCモールのアラン・チャン ショップに行ってみたが、
ポストカードは売っていなかった。(ショボーン)
「尖沙咀の海港城(ハーバーシティ)か、湾仔にあるかも」と教えてもらい、
ノートを2、3冊買ってショップを出た。
よし、気を取り直して、レパルスベイに行くぞ!私はターミナルでバスに乗り込んだ。
ちなみに島の南側には鉄道や地下鉄は通っていない。
タクシーかバス、小バス(定員10人ほど)でしか行くすべはない。
中環のバスターミナルからレパルスベイへ行くバスは数種類あるが、ルートも色々ある。
1・スピード重視でトンネルを通って行くルート、ただし景色は超つまらない
2・地上とトンネルを併用するルート、パンダがいる香港海洋公園の方に回ってくれる
3・山からの景色を楽しみながら行くルート、ただし一番時間がかかる
私はルート3が好きなのだが、車酔いする人には絶対オススメできない。
とにかく香港のバスは運転が荒い、しかもいろは坂並のカーブを猛スピードで疾走する。
途中、木々の枝がバシバシ窓ガラスにあたってくるというワイルドなバス道中になるからだ。
昔友人を連れてバスに乗ったが、現地に着いたら友人がグッタリしていた、という事もあった…。
しかし、起伏に富んだ香港の高みからの眺めは本当に目に楽しいし、いろんな情報を得られる。
途中、香港賽馬會がらみの建物(お金持ち仕様)なんかが上から見られるし、
美しいモスクの側も通る。(イスラムかヒンズーかは分からないけど。ヒンズーかな)
変な話だが、香港のお墓を見ることもできる。
香港の墓石には故人の顔が焼き付けられたタイルがはめられていることを知ったのも、
このバスに乗ったおかげだ。
「なるほど。お隣りさんのお墓と間違えることは絶対ないな」と感心したものだ。
(多分、この墓はキリスト教の人限定だとは思うけど)
レパルスベイ(浅水湾)は、映画「慕情」(1955)の舞台となった事で有名なリゾート地だ。
近くにある赤柱(スタンレー)とセットで訪れる観光客が多い。
高級住宅街でもあり、なんと高級マンションのみならず、戸建もある。
日本と違い、九龍半島と香港島で戸建に住める人はあまりいない。
香港島に至っては大金持ちや、欧米本国から派遣されてきた雇われ支社長くらいしか
住めない。しかも、島の南側と中部限定。
香港島北部で戸建に住んでいる人は、私が知る限り、
タイガーバームで財を築いた胡一族くらいである。
ちなみに、胡さんの家はCWBから車でちょっと行ったところにある。
広大な敷地にレトロ・ゴージャスな一軒家があり、そこには確か、胡さんの姪御さんが
住んでいる(今もご存命かしら)。
敷地内には、観光名所の1つ、タイガーバームガーデンがある。
今回は行かなかったけど
胡さんのキッチュでオドロオドロしいタイガーバームガーデンは、私の中で永遠のネタ。
あんなに稼いであんなに金をかけて作ったものがアレだなんて…おもしろすぎる。
胡さん、友達になりたかった! ←胡さん本人はとっくの昔に故人である。
(あれ、Wikipediaによると、タイガーバームガーデンは2000年に閉鎖だって。
残念! 私が最後に行ったのは、閉鎖直前だったのか…。
でも、香港の二級歴史建築に指定だって! さすが!!)
とにかく、みなさんには1度、「タイガーバームガーデン」で画像検索することをオススメする。
話を戻すが、レパルスベイ周辺はゴルフコースやテニスコートなんかがあったりして、
リラックスできる雰囲気が漂う。島の北側の喧騒から逃れるには持ってこいだ。
レパルスベイに着いた!
レパルスベイといえば、パッカーンとど真ん中に穴の開いた「ザ・レパルスベイ」である。
実はこれ、龍の通り道(画像2)。
勝手な想像だが、あそこの土地を購入し、建物を建てる計画を進めてしまった後になって、
風水師に「あ、あそこは龍(の気)が通りますよ」と言われて
考えあぐねた結果、
「そうだ! あそこに龍が通る道を開ければいいんじゃないの?」と思いつき、
実際に開けてしまったのだろう。
それくらい、香港の人々は風水を信じているのだ。
「ザ・レパルスベイ」の前で、ぼーーーっと龍が通るのを(心の目で)眺めた後、
敷地内を散策した。
ここはかつて「レパルスベイ・ホテル」と呼ばれていたホテル。
今も現役…かと思ったら、高級マンションになっていた。
レストランやショッピングモールは現役だ。
この日は、建物の内部で結婚に向けて写真撮影に励むカップルがいた。
きっと、ここで写した写真を等身大に引き伸ばして寝室に飾るんだろうなぁ~。
(香港のお宅を尋ねると、寝室に必ずこの手↑↑の写真が飾ってある)
古き良きホテル時代の雰囲気がただようザ・ベランダ・レストランでアフタヌーンティーを
楽しもうと思ったけれど、残念ながら時間が合わなかった。
今度来たら、お茶しようっと。
そういえば、レパルスベイを散策している時に、ありえない形の建物に出会った。(画像3)
これはオリジナリティの粋なのか、それとも地震がない香港だからできることなのか。
建築家ではないのでまったく分からないけれど、日本じゃ絶対に巡り合えないだろう
建物だ。
高所恐怖症の人は最上階には行けないだろうねー。
私は……登ってみたいな。
今度行くとき、登れるかどうか調べてみようっと。
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