ビクトリア・ピークに上ったのは、夜景を見るためだけではなかった。
私はここでアラン・チャンのカードをごっそり入手して
日本へ「香港からのお便り」を送るつもりだった。

私の記憶が確かならば、山頂にショップがあるはずである。

ところが!

自力ではどうしても見つけられず、
インフォメーションを頼ることに。
しかし、訪ねてみても、「誰、それ?」状態。
「昔、ここにショップがあったんだけど」と言っても、
「私、まだここに来て日が浅いから」と返されるばかりなのである。
むむむむむ。

しまった。
私も、英字・漢字表記の名前を覚えて行くべきだった。
Alanなのか、Allanなのか、
Chanなのか、Changなのか、Cheungなのか、
とにかく考えられるパターンがいくつもありすぎて
どうにも困ってしまった。

私にしてみれば、アラン・チャンは香港のみならず、アジアで
非常に有名な商業デザイナーなので、「当然知ってるだろ」と思っていたが、
関心がない人にしてみれば「( ´_ゝ`)フーン」ってな事なんだろう。
ましてや、ショップが撤退していたら、なおさら知るはずがない。
お姉さんは「ショップリストに”アラン・チャン”の名前はない」と言う。

でも、彼女たちは私のためにWebでいろいろ調べてくれて、
中環のIFCモールにアラン・チャンの店があるよ、と教えてくれた。
ありがとう、ありがとう!!

さぁー、そうと分かれば、さっさと山を降りるべし!

本当はビルの上から夜景を見たかったが、どうやら有料らしいと聞いて断念。
それは次回、シンフォニー・オブ・ライツとセットで見ることにしよう。


そう。 ピーク・トラム乗り場の混雑・再びである。
上る時は1時間以上並んだ。帰りもか…。

私のすぐ前はどうやら台湾人のカップル。
そして、すぐ後ろには、日本人の団体客が20人ほど
並んだ。
しかし、その構成はすぐに崩されることになるのだ…。

最初のうちは、前に並ぶ台湾人かっぽーの男の方のTシャツを見たり、
これまで撮った写真をスマホで確認したりして時間を潰していたのだが、
そのうちにまた横を何人もの人が追い越していくことに気付いた。

またか!

列にはロープが張られて、横幅は大人であれば1.5人分のスペースしか
取られていないので、抜かされればすぐに分かるのだ。
私は巧みに体の位置を変え、または睨みを効かせ、後ろからくる大陸人を牽制し始めた。
そうして、やっとチケット売り場が見えてきた。

後ろを振り返ると、なんと!!
すぐ後ろにいたはずの日本人団体客と私の間には、
私の作戦で前進を阻まれた大陸の人たちが30~40人ほどいた
のだ!!


そこまで来ると、大陸人にはあきれ、
日本人には腹が立った。

抜かされすぎだろ!!



まぁ、帰りも当然、眺めのいい席を取ってやりましたよ。
美しい夜景はもちろん、ミッドレベル(半山)の高級住宅街のおうちの中も
じ~っくり眺めて帰りました。
オホホホホホホ ← やはり戦いを制して興奮している。

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