この旅初の飲茶　（香港に行ってきた　その１５）

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西環・上環を散策中、上環駅近くに良さげな飲茶屋を見つけたので、店に入った。

あぁ、本場の飲茶だ。食べるぞー！！
というわけで、ものすごい勢いで注文。

ここでのオーダーは「記入式」。
カードにあらかじめ印刷されたメニューの横に、
必要なセイロの数を書き込んでおばさんに渡すと、
ほっかほかなセイロ が運ばれてくるという仕組み。

そこで、２人でセイロを１１個オーダー。　← 頼みすぎだ（笑）
友人にも「ねぇ、言っていい？　頼み過ぎだと思う」と言われてしまう。
　　　　　　　　↑「香港人」にしては、いつも遠慮がちな友人

でもまぁ、あれですよ。
本場の飲茶を食べる機会は滅多にないから、
それぞれ一口だけでも食べられれば満足。

あぁ～、おいしい～（うっとり）


……ところが、鉄観音茶を頼んだのに、なぜか「水仙」茶が…。
なんか、今回の旅、お茶運がまったくなかった…＿|￣|○
ちょっとそこは残念……すぎる…。


香港の飲茶屋さんは、日本基準で言うところの「非常にやかましい」場所である。
それもそのはず、家族団らんの場、仲間との会合の場、おばちゃんの井戸端会議の場だから。
とにかくみんな、喋る、喋る、喋る。
しかも、聞こえてくる言語ばバラバラだったりする。
デフォルトの広東語、北京語、そのほかの中国語、英語、
たまにポルトガル語（あんた、マカオから来たね）などなど。
ところが、この日、飲茶屋は比較的静かだった。

ま、それもそのはず、午後３時ごろに入ったので、
店としては「そろそろ飲茶は終わりにしたいんですけどー」な時間帯だ。
飲茶専門店でなければ、そろそろ夕食の準備をしたいところなのだ。

お客の数が減ってきて、店内を改めて見渡すと、そこかしこにデカいモニターが。
そして、そこに映っていたのは…韓国ドラマ「チャングムの誓い」だった。
なんと香港にも韓国ブームが到来して、既に「チャングムの誓い」は再放送が終わっているそうだ。
へーーーー。
韓国料理屋も増えているそうな。
へーーーー。

と、食べるのに忙しくて、思わず無口になってしまう私であった。
うまうま

・フカヒレスープ入りお化け餃子（画像１）
・頼みすぎな飲茶のテーブル１（画像２）
・頼みすぎな飲茶のテーブル２（画像３）