香港の渋谷 (香港に行ってきた その9)
香港の渋谷 (香港に行ってきた その9)
香港の渋谷 (香港に行ってきた その9)
ここまでの香港旅日記は↑「2012年夏 香港旅行」↑をクリック!

みなさんのご想像通り、
私はTV欄に「香港」の文字を見つけると、
ついつい録画してしまう人間である。
そんな私は毎回、必ずナレーションに違和感を抱いていた。

TVのナレーション「”香港の渋谷”と言われる旺角」

はぁ~? 旺角が渋谷? 何言ちゃってるの?
も~、これだから知らない人は困るのよねぇ~。


ところが今回、黄大仙でお参りをした後に旺角を訪れて
思い知らされた。
香港を知らない困ったちゃんは私だったのだ…。


旺角は、九龍半島にある繁華街。
私の頭の中では、スケスケの女性下着や
すぐ伸びるTシャツばかりを売っている町、
地域住民は部屋着を買いに、旅行者は「これが香港か~」と写真を撮るために訪れる町、
しかも治安があまり良くない場所
としてインプットされていた。
実際、1回くらいしか行ったことがない。だって、買い物するにはちょっとアレだったから。
つまり、女人街ね。それ以外は、普通の住宅街だと…。

ところが、実際に旺角の町に行ってみたら……
本当に渋谷のようになっていた!!
私の感想は、どえ~~~~~! まじか? これが旺角??である。


実は数ヶ月前、香港を舞台にした推理小説を読んだのだが、
そこで「朗豪坊」(ランガムプレイス)というショッピングモールの存在を知った。
小説ではこう描写されていた。
「旺角は朗豪坊ができたお陰で若者が集まり、治安が良くなった」
それは本当だった。
そして、旺角はすっかり明るいオサレプレイスになっていたのだ。

九龍半島一の繁華街、尖沙咀から続くネイザンロードには、
若者の間で人気のファッションのショップがずらりと並び、
道を一本入ると、そこには噂の朗豪坊があった。

私が目を棒にしている( ̄д ̄)と、
黄大仙に付き合ってくれた友人が「朗豪坊に美味しい上海料理屋がある」と言う。
2人でそこでご飯を食べることにした。


「香港に行ってきた その8」http://11610.diarynote.jp/201210142102567701/
でも書いたが、香港のエスカレーターは長くて、速くて、傾斜が急だ。
老人と高所恐怖症の人間にとって優しくない街、それが香港。
朗豪坊も例に漏れず、エスカレーターが恐ろしいことになっていた。(画像1)
3フロアぶち抜きの急勾配をとんでもない速さで人を運んでいく。

私たちは上海料理屋に入る前に、同じフロアのスイーツ屋に入ることにした。
そこは、若者に人気のチェーン店「満記甜品」
私は温かいごま団子のスープを食べた(画像2)が、
当然周りの若者は冷たいスイーツを食べていた。
かき氷などの冷たいスイーツメニューには「雪山系」と書いてあった。
なるほど。そこには香港人の憧れ(雪)が反映されているに違いない。

ちなみに、この店、ものすごく独特な匂いがする。
それもそのはず。メニューの半分以上がドリアン入りなのだ。(笑)


スイーツで疲れを癒した私たちは、同じ朗豪坊内の上海料理屋へ。
今回香港に行くにあたり、数人に相談したところ、みんながみんな、上海料理がオススメと
言ってきた。今、香港では上海料理が流行っているらしい。
上海料理は辛味と酸味が特徴
正直、私は酸味が苦手。
純粋に辛味が特徴の四川料理の方が得意なのだが、果たして…??

友人オススメのお店は「上上拉麺小籠包」
なんかとってもアレな名前なのだが、本当にそういう名前だったのだから仕方がない。
私たちはそこで、酸辣湯鍋巴、素鶏、干焼明蝦球を食べた。
・酸辣湯鍋巴は、クリスピーに酸辣湯をかけて食べる料理。(画像3左と上)
・素鶏は、鶏肉やしいたけを湯葉で包んで揚げたもの。(画像3右)
・干焼明蝦球は、プリプリの蝦に甘辛酸のタレをかけたものだ。
(当然、日本で出てくるよりもエビがデカい)

今まで香港人に勧められて、美味しくなかった料理は一つもない。
今回も美味しかった!

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