迷子のペンギン

2012年1月15日 日常
みなさんは、2011年6月にうっかりニュージーランドまで泳いでしまった
コウテイペンギンのニュースを聞いたことがあるだろうか。

水族館や動物園を除けば、南極にしか生息しないはずのコウテイペンギン
彼の地から3000kmも離れた首都ウェリントンで(多分、ぼ~っとしているところを)
発見されたのだという。

最初は健康そうに見えた迷子のコウテイペンギンだが、
南極に比べて温かいニュージーランドで暑さにやられ、
普段だったら身体を冷やすために食べる氷がどこを探しても見当たらないので
砂を食べてしまった。
そのせいで体調を崩し、トップクラスの獣医たちによる手術を5回も受けたのだが…
(総額9万ニュージーランドドルなり。ちーん)

そこまでするなら、もう船でもなんでも手配してコウテイペンギンを
南極に返してあげればいいと思うんだけど、
お役人も医者も「自力で泳いで南極に帰ることを期待している」って
繰り返すばかり。
なぜニュージーランドの人たちはそこまで「自力」にこだわるのか…???


あ、後追い記事が出てた。
どうやら、8月末にGPSを付けられて南極海の離れ小島で放流されたようだが、
2週間でGPSの反応がなくなっちゃったそーです。


……やっぱり食べられちゃったんだろうね。
あ~あ。野生に戻るのって難しいね。
あそこまで「自力」にこだわるならば、ちゃんと体力を回復させて
野生に戻す訓練を受けさせてあげればよかったのに…。
あ~あ。

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