ホワイトラインとは、白い毛を持つライオンのこと。(そのままだけど)

ライオンの毛の遺伝子って、茶色と白があるそうなのだ。
白は劣勢遺伝子で、血液型でいうところのO型と同じ。

能力的には茶色の毛のライオンとまったく同じなのに、
・白くて目立つ→獲物に気付かれやすい
・ハンターの間で大人気→誘拐・密猟されやすい ←野生から姿を消しつつある主な原因
というわけで、野生ではほとんど観られなくなってしまった。

現在、彼らは捕獲され、同じ遺伝子のホワイトライン同士で掛け合わされ、
その子供はサーカスや動物園に売られ、
キャンド・ハンティングのために飼育されることもある。

キャンド・ハンティングとは、野生の動物を狭い柵の中に追い込んで行う狩り。
獰猛な肉食獣は大人気だが、その中でもホワイトラインは別格の扱い。
ほとんど存在しないため、破格の値段で販売、殺害されている。


そんなことしていたら、本当に絶滅してしまう、と保護する人が現れ、
ホワイトラインの保護復帰プログラムがスタートした。

困難も多いが、1つの家族が順調にプログラムを消化してきている。

そんな彼らに問題が…。
彼らは普通のライオンの縄張りの10分の1程度の中で、保護されながら生活している。
ようやく野生に目覚め始めた家族の父親は、ほかのライオンに襲われる心配のない
土地で毎日ちゃんとパトロールを行うようになった。本能にしたがって。

しかし、家族の子供3頭のうち息子2頭が順調に育って、父親に戦いを挑むようになったのだ。
早く息子たちのための土地を探さないと、せっかくできあがった野生の親子の秩序が
乱れてしまう…。


という番組を観た。


はぁ~~、ライオンってなんてきれいなんだろう。
野生のライオンって本当に美しいなぁ~。

それを飛び道具を使って狩るなんて…!(怒)
自分が生き残るために食べるならまだしも、単に征服欲を満たすために狩るなんて、
恐れを知らないよね、人間って。


人間のままで観に行くのはいろいろ問題が多そうだから、
せめてあの世に行く直前、魂が体から離れたら
アフリカの大地を見に飛んで行きたいな~。

ついでに、九寨溝も空から観たい。


そういうところって、本当は生きているうちに観たいと思うけど、
そういう人たちが束になって行くことで現地では問題になってたりすることが多いんだよね。

関係者にでもならない限り、TVや写真集で見るにとどめておこうと思う。


その変わり、観に行くことを歓迎されるものにはどんどん行きたい。
あと数ヶ月たったら。

コメント

夜霧のネオンサイン
2011年2月27日22:51

偶然その番組見てました。(ながら見ですが…)
白いというだけで神々しく見えるから不思議です。
それを、楽しみのために狩るなんて……腹立つ!

天照大神
2011年2月27日23:02

ほんと、神々しかったです。
楽しみのための狩り……対象が人間でも狩るんだろうなぁ~、あの人たち。
きっと、対象が鯨だったら目くじら立てるんだろうなぁ~と思いながら、観ていました。
ほんと、腹立ちます。
そんなに生き物が狩りたければ、自分の親兄弟子供でも狩れってんだい!!
(あ、ちょっと過激すぎました。あは)

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