シュールレアリズム展がきますよ

2011年2月6日日常

http://www.sur2011.jp/
シュールレアリズム展が始まるのだ。
２月９日～５月９日。新国立美術館。
パリポンピドゥセンター所蔵作品ですってよ。

シュールレアリズム……懐かしいな～。

学生の時、関連本を読んだけどさっぱり理解できなかった。
読んだ後になって、理解すべき場所と理解しようとしていた場所が全然違うことに気付いた！

ポンピドゥーセンターといえば、学生時代に行ったとき、
めちゃくちゃいい男がいたのを思い出した。

あの時、私たちは急いでいた。
閉館直前にポンピドゥーセンターに滑りこんで展示物を見ようとしたのだ。
慣れないパリの街は楽しくて、時間がどんどんおしおしになっていた。

で、どういう経緯だったか忘れたけど、私たちはいきなり地下のショップに入ってしまった。
そこで何を話していたか忘れたけど、気付いたら、私たちの横に黒いハイネックの
めちゃくちゃいい男が立っていた。
ちなみに金髪短髪、細身で長身。今思うと４０代くらい。

そして、彼は日本語でこう言ったのだ。
「急いでください。まだ間に合います。入れますよ。入り口まで走って」

私たちはすぐに上の階に走った。
彼が言うとおり、ぎりぎり入館時間に間に合い、駆け足ながら展示物を見ることができた。
その後、当然ショップに寄ったけど、彼の姿はもうなかった。
彼だけがいなかったのか、既にショップがしまっていて中に入れなかったのかは
覚えていない。

というわけで、ポンピドゥーセンターのいい男の思い出はこれだけ。
細部は全然覚えていない。

美しい思い出だけが残ったのだ。（笑）