というわけで、かわい子ちゃんに会ってきやした。

あ、この商品、
現場でイラスト展示を見たんだけど、
正直、ちょっと微妙。(笑)
光琳はんの風神雷神がもう十分にコミカルなんで、
別にベアブリックにしなくても…と思っちゃった。


っつーことで、「風邪ひきまんねん」(笑)なのですよ。

え~と、4つの風神・雷神はんは
ぜ~んぶ同じ部屋にありました!! パチパチパチ

しかし、ちょっと並べ方がなー。
コの字状に飾ってあったんだけど、最初がかわい子ちゃん、
次が光琳はんのと酒井はんの、最後が鈴木はんのだったのよねー。
ん? 部屋って4面じゃないの?
そうそう。残る面は通路ね。

私としては、かわい子ちゃんと光琳はんのを並べた方が
よかったんじゃないの? と思うんだけど、
しょうがないのかな~。
2面目が一番広かったからね。

でね。
私の好みはやっぱりかわい子ちゃん(宗達の国宝)なのね。
なんかね、風神・雷神・雲がそれぞれ存在感あったの。
神様たちの筋肉とか、雲の表現とか、いろいろが一番丁寧だったね。
雲は柔らかくて、本当に「浮いてる」感じが出てるのね。
そして、雅なの。
昔からのお公家さんたちが好みそうな華やかさなのね。

で、光琳はんのはね。
なんか劇画調なのね。
分かりやすいの。 髪の表現とか、雲の表現とかが
パキーンとしているの。
昨日、今日お金持ちになった人に好まれそうな
分かりやすさなのね。

酒井はんのに至っては、アメコミ調。

鈴木はんのは墨絵なのね。

で、気付いたのは、雲の色がだんだん濃くなっていってるってことね。
宗達はんのときは、「風神・雷神・雲」だったんだけど、
だんだん「雲」が「風神・雷神の引き立て役」になっていくのね。
別に雲じゃなくてもよかったんじゃないの?
と思ってしまったよ。
正直、鈴木はんのを見たときは、雲じゃなくて「木のシルエット」かと思った。
ま、時代背景もあるし、好みの問題なんだろうけどね。
私はやっぱり国宝の方が1枚も2枚も上手のような気がしたよ。

でもまぁ、全体的に面白かったよ。
さくっと見れるかと思ったけど、結構時間がかかった。
見ごたえあったな。
私のお気に入りは、鈴木はんの「秋草・月に波図屏風」。
後ろから光があたると、月と波が浮かんでくるという趣向の作品。
面白かったねぇ~。

夜霧のネオンサインさんお勧めの
夏秋草図ももちろんありましたよ!

というわけで、見る価値あり!


って、語り口がちょっと商人風なのは、
電車の中で「いっちばん」(しゃばけシリーズ)を
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93-%E7%95%A0%E4%B8%AD-%E6%81%B5/dp/4104507091/ref=pd_bxgy_b_img_a
読んでいたからだと思われますです、はい。


お、そういえば、来年3月31日に
阿修羅ちゃんが東博に来ますわよ。
6月7日までの滞在ね!

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