というわけで、観てきやした。
おっさんアイドル（笑）を鑑賞するための映画。
アメリカ一セクシーなジョージ・クルーニーは健在だし、
何気にジュリアン・サンズ（←元祖英国美青年俳優）なんかも出てたりして、
ほんでもってちょびっつゴッドファーザーも入っていたりして
さらにお得感倍増。（笑）
あ〜…ブラッド・ピットさんもいますね。 ←白々しくも冷たい（笑）
正直、私はマット・デイモンの方がいい男だと思うけど、そんなことはどーでもいい。（笑）
あ、女性陣はエレン・バーキンね。昔、『シエスタ』とかに出てた人。
あ！ 『シー・オブ・ラブ』でアル・パチーノの恋人役やってたじゃん！
っつーわけで、ストーリー自体は、まぁ、それなりに……。
というか、あんまり緊張感はないよねー。
義理と人情に厚いオーシャン一門が、裏切られた仲間の恨みを晴らすために、
裏切ったヤツ（カジノホテル王：アル・パチーノ）をハメるって話。
オーシャンたちは人海戦術で用意周到に責めていくので、
ドキドキするようなシーンもなければ、ハラハラするような展開もなし。
裏切ったヤツは鬼のようないぢめっ子なので、彼に雇われている人たちは、
エレン・バーキン以外全員がサクっと彼を裏切っていく。
最後はスカっとするけれど、これってまるで水戸黄門様を見た後の爽快感だよ！
って、ソフトにネタばれしてるじゃん！
（でも、オーシャンズだから！ きっとお約束なんだよね。きっと！）
さらにネタバレ
一番面白かったのは、オーシャン一門の若手君たち（ケイシー・アフレックとスコット・カーン）が、
メキシコの工場に潜入するエピソード。
そこでは裏切り者のカジノで使われるダイスを作っているんだけど、
工場に潜入してみたものの、あまりの労働条件の悪さに2人は立ち上がってしまう。
ブラッド・ピットが2人に「守備はどうよ？ っていうか、ダイスはまだできないの？ いつ帰ってくんのよ？」と
電話するんだけど、2人は「今はそれどころじゃなーい」と労働者の賃上げと労働環境の向上のために火炎瓶持って闘うわけよ！
最高！ グッジョブ！
ネタバレおわり
っつーわけで、実力もあるアイドル（しつこいようだけど、おっさん）がわんさか出てくる
お得な映画だったわ。
あ、最後はクスって笑っちゃうんだから！
コメント
この映画、巷ではあまり良くない噂を聞くのだけど、最初からハードルを低く設定して観たせいか、なかなか面白かったデス。とくにネタバレのところが！（本編に関係ないともいえる）。
ジュリアン・サンズ、なにひとつ話題になってないので一瞬似た違う人かと思ってしまいました（酷）。でもやっぱりキレイな顔よね〜。ヨーロピアンの風を感じる。それに比べてブラピ・・・。子育てがキツイのかしら。
そうなんですよ。水戸黄門だと思えば、面白かったです、この映画！（笑）
私もちあきさん同様、このネタバレのエピソードが大好き。
あれは本当によかった。ここにもオーシャンの精神が息づいてるよ！ って思いました。
そーなんです。ジュリアン…。（感涙）
やっぱり、痩せてるとかっこいいのですよ、あの人は。
これで一気に復活してほしいです。露出を増やせば、ずっと痩せててくれるかも
（という希望的観測で…）。
プラピは……、きっとロバート・レッドフォード方式に切り替えたんじゃないでしょーか。
「しわ取り手術はしない」ってやつ。
きっと、アンジーは映画を観てほくそ笑んでますね。