大地真央とゆかいな仲間たち【紫式部ものがたり】
2006年12月7日 演劇というわけで、人様のご厚意に甘えて(ありがとうございました!!!)
舞台「紫式部ものがたり」(12月5〜28日・日生劇場)を観てきた。
(途中ネタばれしてるかもしれないので、これからこの舞台を観るって人は
読まないことをオススメするわ。
う〜ん。
正直、十二単でミュージカルは無理があるような…。
とまぁ、そんなことは置いておいて、
神田沙也加ちゃんと酒井美紀ちゃんには驚かされた。
正直言うと、最初から最後までちゃんと全部セリフが聞き取れたのは、
沙也加ちゃんのみ。
次に聞き取れたのは、上条恒彦氏、酒井美紀ちゃん、いしのようこちゃん("ちゃん"は失礼か?)だった。
こりはもしや難聴の後遺症?
それともこんなもんなの??
私が舞台を見慣れてないせいか??
ま、いっか。
とにかく神田沙也加ちゃんはスゴいよ。
私、彼女の芸を観るのは初めてだったけどさ、
彼女って何をやっても世間じゃ「松田聖子の娘」じゃない?
でも、そんなこと全然気にすることないよ。
(本人は全然気にしてないかもしれないけど。笑)
はっきり言って、彼女のこれから(の舞台人生)にお母さんの名声は必要ない。
全然七光りじゃないっすよっ!!
確かにいいモノを引き継いだ、という意味では「お母ちゃん」に感謝だけどさ。
彼女の声質、滑舌の良さ、舞台で映える顔(の大きさ ←ごめん! でも、重要)は只者じゃない。
もー、ずっと舞台で大活躍してほしいっ!!
酒井美紀ちゃんはさ、『ウルルン滞在記』に出たあたりで、
「むむむ、この人はただの清純派じゃないゾ」と思ったけど、
本当にただの「かわい子ちゃん」じゃなかった。
歌うまかったよ。そして、演技もよかった。観ててすっごい安心。
主人公(大地真央=紫式部)のところの女房は、どうも男っぽいと思っていたら、
やっぱり男性だったのね。(植本潤さん、というらしい)
でも、3時間裏声であそこまで滑舌がよければ、それは素晴らしいってもんですな。
人間の肉体って素晴らしい。ブラボー!!
そして、「あんなオバはん、いるよ」と思わせてくれて
サンキュー(笑)
で、思ったんだけど、
大地真央さんは実は、映画とかTV向きなのではないだろうか。
舞台に登場したとき、あまりにちっちゃくて(そして、細くて)
会場から拍手が起こらなければ、誰が出てきたのか分かんなかったよ。
顔が小さ過ぎて表情なんて全然見えないしさー、
やっぱり舞台の人は顔がデカい方がいいと思うよ。
足あげてバカスカ踊るんだったら、表情が見えなくてもいいかもしんないけどさ。
今から顔をデカくするわけにはいかないだろうし。
この舞台って、どうやらラブコメだったみたいなんだけど、
私の中に「大地真央=コメディエンヌ」というイメージはなかったのよねぇ〜。
でも、休憩明けの数分間は、彼女は確かにコメディエンヌだった気がする。
だって、私、思わず「ぷっ」って笑ったわ。確かに、私は笑った!!
でも、そのほかの時間帯はどうか……。
なんか、整った顔のイメージが強すぎて、ア〜ンド
表情が分からなくて、正直コメディエンヌって感じではなかったな〜。
ミュージカルということで、幕が下がったときに自分はめちゃくちゃ「興奮状態に陥る」んだろうなぁ〜、
と期待したんだけど、案外冷静に帰ろうとしている自分に気付いてしまった。
どうも、「なんで平安時代の貴族の女(っていうか、中宮まで)が、男に顔見せてんのよ?」
と最初に思っちゃったのがマズかったらしい。
いや、そうしないと話が進まないから、と自分にツッコミを入れてみたりしたんだけど…。
人間、「いつでも冷静」ってのは、ちょっと考えモノね。とほほ。
それにさ、やっぱり、十二単でドタンバタン飛び跳ねるのは無理よね。
え? ミュージカルじゃない?
いいのよっ!!
私の中では 1)いきなり登場人物が歌いだす、2)大地真央が出演している
ってのは、自動的にミュージカルに分類されるの!!!
大地真央さん……、やっぱりあなたは宝塚からは抜け切れないのね。公達のお姿が似合っていてよ。
別の選択肢があったにも関わらず、あなたが光源氏をやってしまうあたり、
「大地真央、出血大サービス!! 謝恩セール!! パンパカパーン」という
感じだわ。
そうそう。通路はさんで向こう側に座ってた黒いおじさんは
関係者の方ですか?
拍手するタイミングをいつも教えてくれるのはありがたいんだけどさ、
「よし、物語の世界に浸るぞ」って気合を入れると、あなたが拍手するんで
「あれ、ここって拍手するところ? じゃあ、私も拍手しなきゃ?」と
思ってしまい、いつまで経っても気持ちの上で物語に入っていけなかったんですけど……。
こういう設定に無理があるものを観るにはさー、ウソでも自分を騙して気持ちから入っていかないと
いかんのですよー。おっさんが毎回私を現実に引き戻すんで、
もしかしたら、そのせいで「冷静」に観ちゃったのかも、と思ったりなんだりするんですけど…。
と、恨み言の一つも書いてみたりして。(笑)
舞台「紫式部ものがたり」(12月5〜28日・日生劇場)を観てきた。
(途中ネタばれしてるかもしれないので、これからこの舞台を観るって人は
読まないことをオススメするわ。
う〜ん。
正直、十二単でミュージカルは無理があるような…。
とまぁ、そんなことは置いておいて、
神田沙也加ちゃんと酒井美紀ちゃんには驚かされた。
正直言うと、最初から最後までちゃんと全部セリフが聞き取れたのは、
沙也加ちゃんのみ。
次に聞き取れたのは、上条恒彦氏、酒井美紀ちゃん、いしのようこちゃん("ちゃん"は失礼か?)だった。
こりはもしや難聴の後遺症?
それともこんなもんなの??
私が舞台を見慣れてないせいか??
ま、いっか。
とにかく神田沙也加ちゃんはスゴいよ。
私、彼女の芸を観るのは初めてだったけどさ、
彼女って何をやっても世間じゃ「松田聖子の娘」じゃない?
でも、そんなこと全然気にすることないよ。
(本人は全然気にしてないかもしれないけど。笑)
はっきり言って、彼女のこれから(の舞台人生)にお母さんの名声は必要ない。
全然七光りじゃないっすよっ!!
確かにいいモノを引き継いだ、という意味では「お母ちゃん」に感謝だけどさ。
彼女の声質、滑舌の良さ、舞台で映える顔(の大きさ ←ごめん! でも、重要)は只者じゃない。
もー、ずっと舞台で大活躍してほしいっ!!
酒井美紀ちゃんはさ、『ウルルン滞在記』に出たあたりで、
「むむむ、この人はただの清純派じゃないゾ」と思ったけど、
本当にただの「かわい子ちゃん」じゃなかった。
歌うまかったよ。そして、演技もよかった。観ててすっごい安心。
主人公(大地真央=紫式部)のところの女房は、どうも男っぽいと思っていたら、
やっぱり男性だったのね。(植本潤さん、というらしい)
でも、3時間裏声であそこまで滑舌がよければ、それは素晴らしいってもんですな。
人間の肉体って素晴らしい。ブラボー!!
そして、「あんなオバはん、いるよ」と思わせてくれて
サンキュー(笑)
で、思ったんだけど、
大地真央さんは実は、映画とかTV向きなのではないだろうか。
舞台に登場したとき、あまりにちっちゃくて(そして、細くて)
会場から拍手が起こらなければ、誰が出てきたのか分かんなかったよ。
顔が小さ過ぎて表情なんて全然見えないしさー、
やっぱり舞台の人は顔がデカい方がいいと思うよ。
足あげてバカスカ踊るんだったら、表情が見えなくてもいいかもしんないけどさ。
今から顔をデカくするわけにはいかないだろうし。
この舞台って、どうやらラブコメだったみたいなんだけど、
私の中に「大地真央=コメディエンヌ」というイメージはなかったのよねぇ〜。
でも、休憩明けの数分間は、彼女は確かにコメディエンヌだった気がする。
だって、私、思わず「ぷっ」って笑ったわ。確かに、私は笑った!!
でも、そのほかの時間帯はどうか……。
なんか、整った顔のイメージが強すぎて、ア〜ンド
表情が分からなくて、正直コメディエンヌって感じではなかったな〜。
ミュージカルということで、幕が下がったときに自分はめちゃくちゃ「興奮状態に陥る」んだろうなぁ〜、
と期待したんだけど、案外冷静に帰ろうとしている自分に気付いてしまった。
どうも、「なんで平安時代の貴族の女(っていうか、中宮まで)が、男に顔見せてんのよ?」
と最初に思っちゃったのがマズかったらしい。
いや、そうしないと話が進まないから、と自分にツッコミを入れてみたりしたんだけど…。
人間、「いつでも冷静」ってのは、ちょっと考えモノね。とほほ。
それにさ、やっぱり、十二単でドタンバタン飛び跳ねるのは無理よね。
え? ミュージカルじゃない?
いいのよっ!!
私の中では 1)いきなり登場人物が歌いだす、2)大地真央が出演している
ってのは、自動的にミュージカルに分類されるの!!!
大地真央さん……、やっぱりあなたは宝塚からは抜け切れないのね。公達のお姿が似合っていてよ。
別の選択肢があったにも関わらず、あなたが光源氏をやってしまうあたり、
「大地真央、出血大サービス!! 謝恩セール!! パンパカパーン」という
感じだわ。
そうそう。通路はさんで向こう側に座ってた黒いおじさんは
関係者の方ですか?
拍手するタイミングをいつも教えてくれるのはありがたいんだけどさ、
「よし、物語の世界に浸るぞ」って気合を入れると、あなたが拍手するんで
「あれ、ここって拍手するところ? じゃあ、私も拍手しなきゃ?」と
思ってしまい、いつまで経っても気持ちの上で物語に入っていけなかったんですけど……。
こういう設定に無理があるものを観るにはさー、ウソでも自分を騙して気持ちから入っていかないと
いかんのですよー。おっさんが毎回私を現実に引き戻すんで、
もしかしたら、そのせいで「冷静」に観ちゃったのかも、と思ったりなんだりするんですけど…。
と、恨み言の一つも書いてみたりして。(笑)
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