この本、いいですよっ!!
というわけで、昨日は東京国立博物館で『ブツ』、
いや、『仏像』を見てきました。
そして、ハートを打ち抜かれました。
最初はアノ人の魅力に全然気付かなかったのだけど、
友の一言「さすが、国宝。腰つきが違う」に反応して、
来た道を引き返し、カノ人を見るってぇ〜と……。
どぉぉぉぉぉぉぉっ!!
何、これ! めちゃくちゃいい腰っていうか、ケツしてるじゃないの〜!!!
と、思わず心の中で絶叫してしまいました。
カノ人の後ろに回りこみ、熱心に腰の辺りを見つめ
ニヤニヤしていたのは、私です……。
ズギューーーーーンと撃ち抜かれた私たちは、
3度もカノ人の元に通ってしまいました。
ちなみに、この「ソノ人」とか「カノ人」ってのは、
人ではなく「菩薩」様。
目録には「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」とありまして、
この方、普段は京都の宝菩提院願徳寺にいらっしゃいます。
多分、本宅では、この方のセクシーな腰つきを後ろから見るチャンスはないのでは?
友と私は、思わず写真集(図録)を買いそうになってしまったのであった。
だって、後ろからのショットがあったんだもん。
私たちのハートを鷲掴みしたのが菩薩さまならば、
度肝を抜いたのは、とあるお坊さんだった。
そのお坊さんの名前は、宝誌和尚。
「宝誌和尚立像」は日本人やアメリカ人が考え出したスプラッターがかったSFのアイデアなんか
もう既に昔の日本人が考え出していましたよ、というもの。
いや、この場合はもちろんスプラッターなんかではなく、
ありがたいお話なんだから。
っていうことで、この仏像、
「宝誌和尚の顔の皮がバリッとむけると、中から11面観音が出てきました」っつー
ところを再現したもの。
な〜んとも言えないありがたさ(?)が辺りを圧倒しちゃうんだから。
エイリアンだって、こうは出て来れまい。ってな感じ。
顔の皮が破れてんのにほんのり微笑をたたえている表情が怖い…。
しかし、自分の中味が11面観音だったなんて、どんな気分だろう?
さんざん仏像を鑑賞した私たちは、夕方5時から「光彩時空」というイベントを楽しんだ。
これは、東京タワーのライティングを担当した照明デザイナー、石井幹子氏による
「東京国立博物館を光で飾り付けちゃえ」って企画。
本館の壁に収蔵品のスライドを映し出したり、平成館の壁や東洋館の壁を照明で飾ったり、
法隆寺宝物館をモダンな照明でオシャレスポットに変えちゃったりするのだ。
ほんでもって、尺八やお琴のライブもあったりして本当に楽しかった。
私のお気に入りは、法隆寺宝物館前で演奏された筝ライブ「京の宴」。
日本の筝とティンパニーで演奏された、ちょっと西洋チックな音楽だった。
そうそう。この曲を聴いて、「そうだ。筝って、弦楽器だったような〜」と思い出しました。
どうも私の頭の中では、日本の楽器はほかの楽器から切り離されちゃってるようで、
「筝=日本の楽器の1つ」そして、「弦楽器=西洋の楽器の1種類」となっていたんだけど、
この度目出度く、「筝は弦楽器」に分類されました。
この様子も天照大神の堕ちてる場合にアップしたよ。
http://ameblo.jp/tenteruamaterasu
よろしく〜。
というわけで、昨日は東京国立博物館で『ブツ』、
いや、『仏像』を見てきました。
そして、ハートを打ち抜かれました。
最初はアノ人の魅力に全然気付かなかったのだけど、
友の一言「さすが、国宝。腰つきが違う」に反応して、
来た道を引き返し、カノ人を見るってぇ〜と……。
どぉぉぉぉぉぉぉっ!!
何、これ! めちゃくちゃいい腰っていうか、ケツしてるじゃないの〜!!!
と、思わず心の中で絶叫してしまいました。
カノ人の後ろに回りこみ、熱心に腰の辺りを見つめ
ニヤニヤしていたのは、私です……。
ズギューーーーーンと撃ち抜かれた私たちは、
3度もカノ人の元に通ってしまいました。
ちなみに、この「ソノ人」とか「カノ人」ってのは、
人ではなく「菩薩」様。
目録には「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」とありまして、
この方、普段は京都の宝菩提院願徳寺にいらっしゃいます。
多分、本宅では、この方のセクシーな腰つきを後ろから見るチャンスはないのでは?
友と私は、思わず写真集(図録)を買いそうになってしまったのであった。
だって、後ろからのショットがあったんだもん。
私たちのハートを鷲掴みしたのが菩薩さまならば、
度肝を抜いたのは、とあるお坊さんだった。
そのお坊さんの名前は、宝誌和尚。
「宝誌和尚立像」は日本人やアメリカ人が考え出したスプラッターがかったSFのアイデアなんか
もう既に昔の日本人が考え出していましたよ、というもの。
いや、この場合はもちろんスプラッターなんかではなく、
ありがたいお話なんだから。
っていうことで、この仏像、
「宝誌和尚の顔の皮がバリッとむけると、中から11面観音が出てきました」っつー
ところを再現したもの。
な〜んとも言えないありがたさ(?)が辺りを圧倒しちゃうんだから。
エイリアンだって、こうは出て来れまい。ってな感じ。
顔の皮が破れてんのにほんのり微笑をたたえている表情が怖い…。
しかし、自分の中味が11面観音だったなんて、どんな気分だろう?
さんざん仏像を鑑賞した私たちは、夕方5時から「光彩時空」というイベントを楽しんだ。
これは、東京タワーのライティングを担当した照明デザイナー、石井幹子氏による
「東京国立博物館を光で飾り付けちゃえ」って企画。
本館の壁に収蔵品のスライドを映し出したり、平成館の壁や東洋館の壁を照明で飾ったり、
法隆寺宝物館をモダンな照明でオシャレスポットに変えちゃったりするのだ。
ほんでもって、尺八やお琴のライブもあったりして本当に楽しかった。
私のお気に入りは、法隆寺宝物館前で演奏された筝ライブ「京の宴」。
日本の筝とティンパニーで演奏された、ちょっと西洋チックな音楽だった。
そうそう。この曲を聴いて、「そうだ。筝って、弦楽器だったような〜」と思い出しました。
どうも私の頭の中では、日本の楽器はほかの楽器から切り離されちゃってるようで、
「筝=日本の楽器の1つ」そして、「弦楽器=西洋の楽器の1種類」となっていたんだけど、
この度目出度く、「筝は弦楽器」に分類されました。
この様子も天照大神の堕ちてる場合にアップしたよ。
http://ameblo.jp/tenteruamaterasu
よろしく〜。
コメント
でも友人に賛同者がいなくて結局ひとりで行くことになりそう・・・今回のお話みて俄然行く気になってきました!
あ、タイの聴力障害者の千手観音という一流芸ご覧になりましたか?とても美しかったですよー。http://www.youtube.com/watch?v=1sh6RzzMrcw&mode=related&search=
あれは素晴らしかった。神様は、何かをくれなかった場合、
ちゃんと別の何かをくれるんだなぁ〜、と思いました。
耳があんまり聞こえなくても、彼女たちは感動を私たちにくれるんですね。
あ。カノ人は、11月5日までしかいませんヨ。
カノ人と会いたいならば、お早めに!
こんなんなってます。
で、イベント「光彩時空」ですが、こちらも5日までです。
ぜひこの3連休中に行ってみて!
でも明日まで・・・涙 残念ながら行けなさそうですよー
もうちょっと早く聞いておくべきでした・・・orz
当然僕も持ってます。
この本、むちゃくちゃ売れているらしいです。
世の中に、そんなに仏像ファンているのか。
やっぱり気になるよ、仏像って!