2月3日に何気に書いた「パリ症候群」のネタに色々と反応があった。
(こちらを参照プリーズ http://diarynote.jp/d/11610/20050203 )
みなさま、どうもありがとう。

あの中で、「パリじゃ人種差別と階級差別はあると思う」と書いたら、それを裏付けるような発言を採取いたしましたぜ、旦那。今日、『ソロモン』っちゅー番組では、今をときめくパティシエの高木さんをフィーチャーしていたんだけど、その中で高木さんがパリでの修行時代の話をしていたのだ。

「人種差別、ありましたよ。

 なんで、(日本人の)お前がこんなところにいるんだ、帰れ。

 とか

 ジャップ

 とか言われました。
 もう、こんな国二度とくるもんかと思って帰国しました」

うーむ。

そういえば、いざなみ情報によると、

「岸恵子が結婚した(フランスの)映画監督ってユダヤ人だったでしょ。
 岸恵子は渡仏して、彼がフランスで差別されてるってことにすぐ気付いたみたいよ。
 パーティーとかでは、やっぱり無視されたりしてたみたいよ」。

ふーむ。

私は香港に行って、本当にラッキーだったよ。
同じアジアだし、「日本人の女の子? そーなんだー」って言っていい子いい子してもらえたし。
一瞬ヨーロッパに行こうかとも思ったけど、当時の私に「ジャップ」やらなんやら言われたときにその差別やら偏見を跳ね返すだけの精神力と根性があったとは思えない。

エウロッパのサッカーを(TV)観戦していると、
いまだに黒人選手がボールを持ったときに「モンキーチャント」する観客がいるもんね。

※「モンキーチャント」
  猿の真似をして胸を叩いたり、ウホウホ言ってみたりする差別的な行為

こういう話を聞くと、私の中の人種差別(白い人はみんなおバカだと思い込む偏見)がむくむくと頭をもたげてしまう。いかん、いかん。彼らと同じことをしているではないか。私も単純お馬鹿だな。

ちなみにヨーロッパのサッカー協会は、軒並み「反・人種差別」の看板をあげているが、あまり成功していない。やれやれ。人間とは愚かなものよのー。

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