11月19日付 ニュース 科学・テクノロジーの報道「ウイルスの恐怖をドラマや漫画で ニフティが展示サイト (asahi.com)」へのコメント:
母の目下の悩みは……
いざなみ「う〜ん、どーしよーかなー。」
天照 (気付かないフリ)
いざなみ「う〜ん、どっちを買おうかなー。」
天照 (気付かないフリ)
いざなみ「携帯とコンピュータ、どっちを買おうかなー。」
恐怖とは、このことである。 by 天照大神
母は、ビデオの録画予約ができない。
何度も何度も聞かれたので、何度も何度も教えてあげたが、
まったく覚えられない。
紙に書いて、そのメモを取っておくように言ったのだが、
「う〜ん、その紙、どっかに行っちゃったのよ。教えて」。
ガクッ
ということを何度繰り返したか分からない。
極めつけは……、私が編集の仕事をしていたときだ。
私はその日、校了間近で気が立っていた。
っていうか、編集部内全体の雰囲気がもー違っていた。
時計の針は、夜中の11時を回ろうとしていた。
そこに1本の電話が鳴った。
みんなが電話に飛びついた。
われわれは、次いつ訂正原稿が印刷所から戻ってくるか、今か今かと待っていたのだ。
編集部員A氏「天照大神さん、電話。」
天照 「あ、どうもー。」
編集部員A氏「おかーさんから。」
天照 「はっ?」
いざなみ 「あ、天照ちゃん? あのねー、ビデオが再生できないのよー。
どーすればいいのかしら?? どうやっても、テレビが
ビデオになってくれないのー。」
天照 「………」
そうこうしてるうちに、原稿が編集部に到着した。
天照 「おかーさん、悪いけど、原稿きちゃったから、
後にしてくれる? ビデオなんていつでも見れるでしょ。」
いざなみ 「だめよ。今観たいの。なんで教えてくれないのよ。けちっ!!!」
======
さらには……
カント事件が勃発する少し前、家を建て替えるのに仮住まいを始めたころの話である。
(*カント事件:http://diarynote.jp/d/11610/20001118 とか
http://diarynote.jp/d/11610/20001120 をご参照ください)
母は、電話の手続きが面倒だったので、仮住まいをしている間だけ携帯を持つことにした。
そんなある日、
ピロピロピロ ピロピロピロ
天照 「はい。」
女王様(姉2)「あ、天照? 今日ずっと家の携帯に電話してるんだけど
誰も出ないのよね。お父さんとお母さん、出かけてるの?」
天照 「いや、そんなことないと思うけど」
女王様 「ふーーーん。やだ、もしかして、携帯で電話の出方が
分からないから出ないとかそんなんじゃないわよね。」
天照 「まーさかー。携帯見りゃ、分かるじゃーん。そこまで
じゃないでしょー、そこまでじゃー。」
女王様 「そうよねー。そこまでじゃーないわよねー。」
女王様・天照「あははははーーーーー」
しかし、母はそこまで機械オンチだった。
いざなみ 「だって、着信音がなるとあせっちゃって、どうすれば
電話に出れるのか分かんなくなっちゃうのよー。」
それじゃー、携帯持つ意味ないじゃん!!!
=======
以上のことを鑑みると、母が携帯、あるいはコンピュータを買うなんて本当に恐ろしいことである。
それでもピンとこない方がいらっしゃるかもしれないので、もっと分かりやすい例を使って解説しよう。
母は車の免許を持っていない。
周りのみならず、本人も、日本の安全を守るために母が免許を取らない方がいいことを理解している。
母が教習所に通い始めたら、きっと毎回花壇に突っ込んで、いつまでたっても「ミキワメ」はもらえない。
万が一、教官の中に母のあまりのはちゃめちゃぶりに業を煮やし、「も〜、早くうちから出てってちょ〜だい」と第1段階のミキワメをくれちゃうような輩がいたら、それは大きな過ちを犯すことになるのだ。
路上に出たとたん危険物と化した母を止められるのは、教官の足元にあるブレーキだけである。
ま、それくらい機械に弱いのである。(おまけに方向オンチだし。)
そんな母にウイルスなんてものを理解しろってのは、亀に「上体をそらして、目に見えない蝶をつかんでみろっ」って言うのと同じである。無理なのである。
キーボードを叩いたり、マウスを使いこなすだけで頭がいっぱいになっちゃうのに、ど〜やって目に見えない「ウイルスにまで気を配れってのよっ!!!ヽ(`Д´)ノ」となるに決まっている。
インターネットに接続しなけりゃウイルスなんざ関係ないが、どーせメールをやりたい、インターネットをやりたいと言うはずである。我が家には光ファイバーが導入されているのだ。うっかりウイルスなんかもらった日には、素直にexe.ファイルとかをクリックして、エラいことになりそうである。
あーあーあー、考えただけでも恐ろしい……。
そんな悩める娘の気持ちを汲み取ってくれたかのようなサイトをニフティが立ち上げるらしい。
おおおおー、すばらしい。
おかーさま、あなたにこそ必要なコンテンツですぞ!!
え? 何? 代わりに読んどいて?
いや、私じゃなくて、あなたが読むものですから。
読まなきゃ、コンピュータ触らせないよ。
いざなみ「何よ、脅す気?」
天照 「脅す気? おかーさんのことを心配してる娘の忠告を脅迫だ
と言うの? きーーーーーーーー!!!!」
いざなみ「もう、いいわよ。コンピュータなんか買わないわっ!!!
そんな面倒くさいもの。それにそんなのいぢってる時間
だってないわ!!」
それこそご英断!!!
これで、地球の平和は守られたのである。
っていうか、それ以前に、コンピュータ内のファイルを全部消さないように注意して見る必要がある、か。はぁ〜
母の目下の悩みは……
いざなみ「う〜ん、どーしよーかなー。」
天照 (気付かないフリ)
いざなみ「う〜ん、どっちを買おうかなー。」
天照 (気付かないフリ)
いざなみ「携帯とコンピュータ、どっちを買おうかなー。」
恐怖とは、このことである。 by 天照大神
母は、ビデオの録画予約ができない。
何度も何度も聞かれたので、何度も何度も教えてあげたが、
まったく覚えられない。
紙に書いて、そのメモを取っておくように言ったのだが、
「う〜ん、その紙、どっかに行っちゃったのよ。教えて」。
ガクッ
ということを何度繰り返したか分からない。
極めつけは……、私が編集の仕事をしていたときだ。
私はその日、校了間近で気が立っていた。
っていうか、編集部内全体の雰囲気がもー違っていた。
時計の針は、夜中の11時を回ろうとしていた。
そこに1本の電話が鳴った。
みんなが電話に飛びついた。
われわれは、次いつ訂正原稿が印刷所から戻ってくるか、今か今かと待っていたのだ。
編集部員A氏「天照大神さん、電話。」
天照 「あ、どうもー。」
編集部員A氏「おかーさんから。」
天照 「はっ?」
いざなみ 「あ、天照ちゃん? あのねー、ビデオが再生できないのよー。
どーすればいいのかしら?? どうやっても、テレビが
ビデオになってくれないのー。」
天照 「………」
そうこうしてるうちに、原稿が編集部に到着した。
天照 「おかーさん、悪いけど、原稿きちゃったから、
後にしてくれる? ビデオなんていつでも見れるでしょ。」
いざなみ 「だめよ。今観たいの。なんで教えてくれないのよ。けちっ!!!」
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さらには……
カント事件が勃発する少し前、家を建て替えるのに仮住まいを始めたころの話である。
(*カント事件:http://diarynote.jp/d/11610/20001118 とか
http://diarynote.jp/d/11610/20001120 をご参照ください)
母は、電話の手続きが面倒だったので、仮住まいをしている間だけ携帯を持つことにした。
そんなある日、
ピロピロピロ ピロピロピロ
天照 「はい。」
女王様(姉2)「あ、天照? 今日ずっと家の携帯に電話してるんだけど
誰も出ないのよね。お父さんとお母さん、出かけてるの?」
天照 「いや、そんなことないと思うけど」
女王様 「ふーーーん。やだ、もしかして、携帯で電話の出方が
分からないから出ないとかそんなんじゃないわよね。」
天照 「まーさかー。携帯見りゃ、分かるじゃーん。そこまで
じゃないでしょー、そこまでじゃー。」
女王様 「そうよねー。そこまでじゃーないわよねー。」
女王様・天照「あははははーーーーー」
しかし、母はそこまで機械オンチだった。
いざなみ 「だって、着信音がなるとあせっちゃって、どうすれば
電話に出れるのか分かんなくなっちゃうのよー。」
それじゃー、携帯持つ意味ないじゃん!!!
=======
以上のことを鑑みると、母が携帯、あるいはコンピュータを買うなんて本当に恐ろしいことである。
それでもピンとこない方がいらっしゃるかもしれないので、もっと分かりやすい例を使って解説しよう。
母は車の免許を持っていない。
周りのみならず、本人も、日本の安全を守るために母が免許を取らない方がいいことを理解している。
母が教習所に通い始めたら、きっと毎回花壇に突っ込んで、いつまでたっても「ミキワメ」はもらえない。
万が一、教官の中に母のあまりのはちゃめちゃぶりに業を煮やし、「も〜、早くうちから出てってちょ〜だい」と第1段階のミキワメをくれちゃうような輩がいたら、それは大きな過ちを犯すことになるのだ。
路上に出たとたん危険物と化した母を止められるのは、教官の足元にあるブレーキだけである。
ま、それくらい機械に弱いのである。(おまけに方向オンチだし。)
そんな母にウイルスなんてものを理解しろってのは、亀に「上体をそらして、目に見えない蝶をつかんでみろっ」って言うのと同じである。無理なのである。
キーボードを叩いたり、マウスを使いこなすだけで頭がいっぱいになっちゃうのに、ど〜やって目に見えない「ウイルスにまで気を配れってのよっ!!!ヽ(`Д´)ノ」となるに決まっている。
インターネットに接続しなけりゃウイルスなんざ関係ないが、どーせメールをやりたい、インターネットをやりたいと言うはずである。我が家には光ファイバーが導入されているのだ。うっかりウイルスなんかもらった日には、素直にexe.ファイルとかをクリックして、エラいことになりそうである。
あーあーあー、考えただけでも恐ろしい……。
そんな悩める娘の気持ちを汲み取ってくれたかのようなサイトをニフティが立ち上げるらしい。
おおおおー、すばらしい。
おかーさま、あなたにこそ必要なコンテンツですぞ!!
え? 何? 代わりに読んどいて?
いや、私じゃなくて、あなたが読むものですから。
読まなきゃ、コンピュータ触らせないよ。
いざなみ「何よ、脅す気?」
天照 「脅す気? おかーさんのことを心配してる娘の忠告を脅迫だ
と言うの? きーーーーーーーー!!!!」
いざなみ「もう、いいわよ。コンピュータなんか買わないわっ!!!
そんな面倒くさいもの。それにそんなのいぢってる時間
だってないわ!!」
それこそご英断!!!
これで、地球の平和は守られたのである。
っていうか、それ以前に、コンピュータ内のファイルを全部消さないように注意して見る必要がある、か。はぁ〜
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