いやー、長かった。
そして、重かった。(笑)

全部で766ページ。
(日本語版では1362ページらしい。ひーーー)
ペーパーバックは、はっきり言って、レンガのよう。

で、いっつも思うんですけど、どーしてハリー・ポッターって最後の方はダダダダダと一気に読めるのに、最初の方はもたつくんざんしょ??
人間界の話だから説明が長いわけじゃないと思うんですけど…。
むしろ魔法界っつーか学校に戻ってきてからの方が説明は長い気がするんだけど……。

なんて、話はどーでもいいとして。(笑)

いやー、ちょっとハッピーエンドチックなファンタジーだと思っていたけれど、ここにきて一気にダークでヘビーな話になって参りやした。
英国の話やねー。本当、英国っぽい。

そんでもってハリーがこれまた、思春期のうっぷんをはらそうと、日本のふつーの中学生にはありえないほど激しく周りにあたるわけですよ。ここらへん、ハリーも欧米の子やねー。(笑)ダンブルドア先生はハリーに当たられてもへーぜんとしてましたが。これからのことを考えると、ハリーに物壊されるくらいなんでもないもんねー。さすが、校長です。でも、考えてみたら、ハリーたちは寄宿学校に入ってるから、あたる相手は先生と学校の生徒になっちゃうんだよねー。とばっちりを喰うロンとハーマイオニー、ご愁傷様。

いやねー。今回の話を読んで、大分7巻あたりが想像できちゃったんだけど、でもそういうのって外れるかもしれないし。ある意味、外れて欲しいな、ってすごい期待しているし。

なんて、ぐだぐだ言ってないで、レビューしろって感じなんだけど、内容が多すぎて焦点がボケまくりそうなのよ、これが。(笑)

で、ネタバレ必至で書いちゃうけど、一番ウケたのがハグリッドとロン・ジニー兄妹かな。

ハグリッドってば、父親が違う弟を禁じられた森に連れてきちゃうわけよ。しかも、弟は、バリバリのジャイアン……もとい、巨人なわけ。ただでさえ、新しく来た魔法省の犬に目をつけられてるってのにノンキなわけよ。傷だらけだけど。(笑)

ロンは、ハリーにぞっこんだったジニーがいつの間にかレイブンクロー(だっけかな)の男の子と付き合ってるって知って目をむくわけさ。もう、「うちの娘は嫁にやらん」状態の父親の気分なわけ。多分、当のアーサー・ウィズリー氏(ロンとジニーのとーちゃん)は、「君がジニーのボーイフレンドかー!!(感激) ジニーをよろしく〜♪」くらい言うぞ、ロン。(笑)しかも、5巻が終わるころには、ジニーってば男を変えてるわけよ。うはははー。兄ちゃんは全然発展してないのに、妹はちゃっかり。(笑)
それ以外でもジニーは大活躍しているけど、結局ロンは、最後の最後になって敵の術にはまっちゃって、今回もダメダメの情けないキャラを卒業できず。(笑)せっかく入ったクィディッチのチームでも、ダメダメぶりを発揮して、スリザリンから「ウィズリーは、我らの王様〜」な〜んて歌にされちゃう。いつもだったら同情してやるハリーも、自分がクィディッチを禁止されちゃってるもんだからそれどころじゃなくて、逆ギレ。(爆)

あ〜あ、みんな、そうやって大人になっていくのね〜。
考えてみたら、みんなまだ15歳。
中学生だもんねー。中学生日記のノリよ。
子供よねー。

結局、イギリスでも、男の子(ハリーとロン)よりも女の子(ハーマイオニー)の方が先に大人になるのよねー。(笑)

ハリーの方はってぇーと、今の今まで比較的順調(?)にきていた生活がここにきて一変しちゃうわけやねー。自分の弱さを指摘されたり、自分の運命が決められちゃってる事実を突きつけられたりと、ストレスの溜まる人生が始まっちゃったわけだ。おまけに苦い初恋の味も知ってしまった。もう、子供時代には帰れない……なんて言ったかどうかは知らないけれど、後戻りはできないわけやねー。でも、安心したまえ、ハリー。君にはまだペチュニアおばさんがいるではないか。(爆)

っつーわけで、次の6巻が早く読みたいよー。
と思ってみたところで、きっと1年半以上待たされるんだろうなー、と思う今日このごろ。(笑)
ローリングさん、お願いです。
もっとダンブルドア先生を出してください。
ファンなんです。
ダンブルドア先生には、ロード・オブ・ザ・リングのガンダルフ並みのアクションをこなしてほしーです。

もしかしたら、また別の形で本の感想を書くかもしれませんが、とりあえずこんなところで止めておきたいと思います。

どうでもいいけど、何度やっても原書の画像が出てこないんだよ〜。(弱)

ISBN:4915512517 単行本 松岡 佑子 静山社 2004/09/01 ¥4,200 ホグワーツ魔法魔術学校5年目の新学期を目の前にして、15歳のハリー・ポッターは思春期のまっただ中にいる。なにかというとかんしゃくを起こしたり、やつれそうなほどの恋わずらいをしたり、強烈な反抗心でいっぱいになったり。鼻持ちならないダーズリー一家と過ごす夏は、相変わらず腹の立つことばかりで退屈きわまりなく、しかもこの休…

コメント

nophoto
2005年12月11日21:22

ご苦労様です

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