ワイハ〜2・ディナー編
2004年2月2日 旅行さて、新婚夫婦のおごりで食べるディナーは、シェラトンホテルの最上階レストラン「ハノハノ・ルーム」のコンチネンタル料理である。
そのレストランからは、海に突き出た美しいダイヤモンドヘッドを眺めることができる。
しかし私たちが案内されたのは、
ダイヤモンドヘッドと反対側の窓際のテーブルだった。
内心「ケチ」と思ったが、そのテーブルで正解だったと後で気付いた。
ダイヤモンドヘッドが見える席は海に面しているため、
夕日が沈むと何も見えなくなってしまう。
一方、私たちが座ったテーブルは市内に向いており、あたりが暗くなると、
ビルやホテルのにぎやかな照明が目を楽しませてくれるのだ。
レストランには生バンドが入っていて、ディナーが終盤に近づくと
ウェディングソングを演奏してくれた。
シンガーの女性が姉夫婦のために、「結婚おめでと〜」と
ウェディングソングを歌ってくれた。
周りから促されて父が姉とダンスを踊り始めると、家庭内カメラマンたちが
一斉にシャッターを切った。
父も姉もうれしそうである。
そのうち、姉の夫も真ん中に引き出され、結局、
父、姉、姉の夫、その弟さん1号の長男・Y君(6歳)が輪になって踊っていた。
さて、その輪の中で一際うれしそうにハッスルしていたのが、Y君(6歳)である。
彼は、私たちとは違う理由で、うっとりした表情でディナーを楽しんでいた。
姉の夫の弟さん1号夫婦は、ユニークな方針で子供を育てている。
それは、「子供には肉・砂糖・乳脂肪は与えない」というものだ。
Y君は、落語の「まんじゅうは毒」をさりげなく暗誦するお子様なのだ。
彼は普段、「お菓子」を一切口にしない。
目の前で他人がお菓子を食べていようとも、お菓子は大人が食べるものと割り切り、
駄々をこねるでもなく、おとな〜しくその様子を見ているのである。
早い話、お菓子は酒やたばこと同列に扱われているわけだ。
Y君の両親は学者夫婦で、海外生活も長くて英語がペラペラである。
レストランに入ると必ず、ウェイターさんやウェイトレスさんに
食材は何を使っているかを尋ねて、Y君が食べるものを注文する。
今回の旅行は、そんな彼が「生クリームのケーキ」や
「生クリームが入っているスープ」を食すことのできる数少ないチャンスだった。
Y君の両親が「Y、今回はお祝いだから、特別なんだよ〜」とやさしく語りかけると、
Y君は目をキラキラ輝かせて、うっとりした表情でうなずいていた。
ハノハノ・ルームで彼が口にした禁断の料理は、生クリームが入っているスープ。
Y君の席は私の席から離れていたので途中経過が
どんなものだったかは見てないが、気付くと、
Y君はスープがなくなっても皿をなめんばかりの勢いで食べていた。 笑)
子供とは、かわいいものである。
実は彼、1日目のTavora・Tavora(↓ 20日の日記をご参照ください)では、
せっかくのチャンスをふいにしていた。
その日のディナーは夜の7時半に始まった。
ティラミスをはじめとするケーキ類がテーブルに上ったのは、9時半を過ぎたあたり。
つまり、日本時間では午前2時半すぎのことだった。
彼はデザートを待ちきれずに眠ってしまい、気付いたら
帰りのタクシーの中だった。(涙)
われわれは2台のタクシーに分乗して帰ったので、私は現場を見ていないのだが、
タクシーの中で後悔の念にうちひしがれていた彼を、
父親は「Y〜、世の中、そんなこともあるさ〜」(のん気な父さん風)
となぐさめていたらしい。
そんなわけで、彼は前夜の過ちを繰り返さんとばかりに、
時差ボケに負けじと大ハッスルして、ダンスまで踊ってしまった(と思われる 笑)。
次回はいよいよ、ドキドキの結婚式編。
そのレストランからは、海に突き出た美しいダイヤモンドヘッドを眺めることができる。
しかし私たちが案内されたのは、
ダイヤモンドヘッドと反対側の窓際のテーブルだった。
内心「ケチ」と思ったが、そのテーブルで正解だったと後で気付いた。
ダイヤモンドヘッドが見える席は海に面しているため、
夕日が沈むと何も見えなくなってしまう。
一方、私たちが座ったテーブルは市内に向いており、あたりが暗くなると、
ビルやホテルのにぎやかな照明が目を楽しませてくれるのだ。
レストランには生バンドが入っていて、ディナーが終盤に近づくと
ウェディングソングを演奏してくれた。
シンガーの女性が姉夫婦のために、「結婚おめでと〜」と
ウェディングソングを歌ってくれた。
周りから促されて父が姉とダンスを踊り始めると、家庭内カメラマンたちが
一斉にシャッターを切った。
父も姉もうれしそうである。
そのうち、姉の夫も真ん中に引き出され、結局、
父、姉、姉の夫、その弟さん1号の長男・Y君(6歳)が輪になって踊っていた。
さて、その輪の中で一際うれしそうにハッスルしていたのが、Y君(6歳)である。
彼は、私たちとは違う理由で、うっとりした表情でディナーを楽しんでいた。
姉の夫の弟さん1号夫婦は、ユニークな方針で子供を育てている。
それは、「子供には肉・砂糖・乳脂肪は与えない」というものだ。
Y君は、落語の「まんじゅうは毒」をさりげなく暗誦するお子様なのだ。
彼は普段、「お菓子」を一切口にしない。
目の前で他人がお菓子を食べていようとも、お菓子は大人が食べるものと割り切り、
駄々をこねるでもなく、おとな〜しくその様子を見ているのである。
早い話、お菓子は酒やたばこと同列に扱われているわけだ。
Y君の両親は学者夫婦で、海外生活も長くて英語がペラペラである。
レストランに入ると必ず、ウェイターさんやウェイトレスさんに
食材は何を使っているかを尋ねて、Y君が食べるものを注文する。
今回の旅行は、そんな彼が「生クリームのケーキ」や
「生クリームが入っているスープ」を食すことのできる数少ないチャンスだった。
Y君の両親が「Y、今回はお祝いだから、特別なんだよ〜」とやさしく語りかけると、
Y君は目をキラキラ輝かせて、うっとりした表情でうなずいていた。
ハノハノ・ルームで彼が口にした禁断の料理は、生クリームが入っているスープ。
Y君の席は私の席から離れていたので途中経過が
どんなものだったかは見てないが、気付くと、
Y君はスープがなくなっても皿をなめんばかりの勢いで食べていた。 笑)
子供とは、かわいいものである。
実は彼、1日目のTavora・Tavora(↓ 20日の日記をご参照ください)では、
せっかくのチャンスをふいにしていた。
その日のディナーは夜の7時半に始まった。
ティラミスをはじめとするケーキ類がテーブルに上ったのは、9時半を過ぎたあたり。
つまり、日本時間では午前2時半すぎのことだった。
彼はデザートを待ちきれずに眠ってしまい、気付いたら
帰りのタクシーの中だった。(涙)
われわれは2台のタクシーに分乗して帰ったので、私は現場を見ていないのだが、
タクシーの中で後悔の念にうちひしがれていた彼を、
父親は「Y〜、世の中、そんなこともあるさ〜」(のん気な父さん風)
となぐさめていたらしい。
そんなわけで、彼は前夜の過ちを繰り返さんとばかりに、
時差ボケに負けじと大ハッスルして、ダンスまで踊ってしまった(と思われる 笑)。
次回はいよいよ、ドキドキの結婚式編。
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