いまだかつてないことだが、往路の飛行機の中では爆睡した。
それだけ、前の週のバイトがキツかったのだ。
と言いたいところだけど、
真相は、お腹いっぱい食べ過ぎて動くこともままならず、
「こりゃ〜、寝るしかないな」と脳みそが判断したからに違いない。
目覚めると、もう陸地が見えていた。
さて、空港に降り立って最初にすることは?
そう、入国である。
気を引き締めて行くぞ〜。
なにしろ、相手はアメリカの入国係官だ〜。
とIRAがドンパチやってた時代のヒースロー空港並みに
厳しい入国審査が待っていると気を引き締めたのだが、
どうも列に並んでる人たちの緊張感が違う。
陽気なハワイアン音楽と波の音に乗って「ようこそ、ハワイへ〜」という声が聞こえたので
振り返ると、ナ、ナント、そこかしこにモニターが設置されており、
そこからハワイの魅力を伝える映像がタレ流されているではあ〜りませんか。
しか〜も、思いっきり全部日本語。(笑)
父・母・私で固まって入国審査の列に並んでいたのだが、
入国係官は父の順番がきた時点で母を呼び、そして私までもを呼んだ。
どうやら3人まとめて入国スタンプを押してしまおうというハラらしい。
……って、そんなアバウトでいいのか??
係官「オォォ〜、ウェディング ネェ〜。
私モ ウェディング、日本デ 旅行シマシタネ〜。
(父と母に向かって)オォォ〜、ムス〜メさん、キレイネ〜」
と、ここで母が余計な一言を。
母 「ノーノー、この子じゃないのね」
係官「オォォ〜、アナタ 違ウネ〜」
私 「(ガク)」
思いっきりベタな会話が進行し、滞りなく入国手続きが終了。
私たちはarrivalゲートを抜けて、とりあえず某旅行会社のカウンターに向かった。
そこで、別の係官の窓口で入国した姉たちと合流した。
さて、今回の旅はパックツアーである。
私にとってパックツアーでの旅行なんて、××年ぶりのことである。
この先ど〜したらいいか分からずにぼ〜っとしていると、旅行会社の人がやってきて
私たちを空港の屋上に案内した。
待っていたのは、
(ジャジャーン) ビキニにレイ姿のおねーちゃんたちである。
「ウェルカム、ウェルカム」と言いながら、おねーちゃんたちは私たちにレイを配ると、
一列に並ぶように促した。
こ、これは……まさか…。
そう、そのまさかである。
ニカッと笑って写真におさまると、私たちはようやく解放された。
……かに思えたが、そうは問屋がおろさなかった。
私たちは旅行会社のバスに乗り込むと、そのままガーーーーッとホノルル内の
デカいデューティーフリーショップ(DFS)に連れて行かれた。
そこの2階には某旅行会社専用の部屋があり、
われわれツアー参加者はそこで、泊まるホテルやホノルル市内の足、
オプショナルツアーに関する説明を受けるのだ。
ちゃっかり「義理みやげ」の説明付きである。
説明を担当したのは大阪出身のおばちゃんだった。
おばちゃん「みなさん、今回の旅行はご近所さんもご存知ですよねぇ〜。
あら、ハワイ行くん? ほなきぃ付けて。土産はいらんで〜。
そ〜は言っても、マカデミアナッツくらい買うてきてくれんのやろな〜
と思うのが人情です。
そこで、みなさんにお配りしたいのが、義理土産注文書。
ここで一括して申し込んでおきますと、義理土産の受け取りは
帰りの飛行機に乗る直前。楽チンです」
(関西の方、私のソフト関西弁が間違ってたら、ごめんなさい)
ここでようやく、われわれは開放された。
われわれが泊まったホテルは、ロイヤル・ハワイアン。
シェラトンホテル・ワイキキに隣接する、ピンク色のニクイ建物である。
歴史を紐解いてみると、なんと今シェラトンが建っている場所は
その昔ロイヤル・ハワイアンの駐車場だった土地である。
世界各国の要人がハワイでの定宿としてロイヤルハワイアンを
利用したという。
壁の色は趣味の悪い倉敷市庁の建物と同じだが、
なかなかどうして、歴史ある格調高いホテルなのだ。
どうりで宿泊費が高いわけだ。(ボソ
(倉敷市民のみなさん、ごめんなさい。 ^^;)
ちなみに、地元では「ピンク・パレス」と呼ばれている、らしい。
さて、ここで結婚式までの簡単なスケジュールを紹介しておこう。
1日目、ホノルル入り 夜はレストラン「Tavora・Tavora」で食事。
2日目、午後はネイルアートのお店へ 夜は新婚夫婦のおごりで
シェラトンの最上階レストランで食事。
3日目、結婚式 夜はロイヤル・ハワイアンのレストランで食事
なんと、前半の3日間は図らずも全員で夕食をとることになった。
1日目は、早朝にホノルル入りしたものの、部屋が出来上がったのが2時過ぎだったので、
ホテルのオープンカフェで海を見ながらゆったりまったり過ごした。
そしてディナータイムは、ホテルから車で5分ほどの場所にある
イタリアンレストラン「Tavora・Tavora」へ。
聞くところによると、そこはかなり有名なレストランで、
一見さんお断りなのだそうだ。
最初、「おおおっ〜、それはすごい」と思ってその話をありがたく拝聴していたのだが、
「石田純一が2ヶ月に1回通ってくるらしい」という話を聞いたところで
「はぁ〜…そうですかぁ〜」と一気に気が抜けてしまった。
石田純一かぁ……。 なんか、もうちょっとこ〜……まぁ、いいや。(笑
「私、絶対に生石田純一を見たいわ」という方がいらっしゃいましたら、
一見さんお断りと言いつつも、ホテルのコンシェルジュを通せば予約入れられそうな
雰囲気だったので、トライしてみてはいかがでしょうか。(保証はいたしませんが)
で、なんでそんな一見さんお断りのレストランで食事をすることになったかというと、
実は姉の夫の弟2号の紹介なのである。
姉の夫の弟2号はD通にお勤めで(伏字になってないが 笑)、
エンターティンメント関係の色々なネタを持っている。
彼が予約を取るということで、われわれもそこに便乗したわけだ。
姉の夫の父親の計らいで、行きはホテルからリムジンで乗りつけることに。
おまけに、ふたを開けてみたら、うちの姉がオーナーの知り合いだったっつぅ〜ことで、
デザートは食べ放題だは、ワインは飲み放題だは(とはいっても、ワインは有料)で、
最後には「もう一口たりとも食べられません」というくらいイタリア料理を堪能した。
こんな感じで1日目は何事もなく終了。
しか〜し、2日目には初めての「家族で海外旅行」のボロが
ボロボロ出てくることに……。
それだけ、前の週のバイトがキツかったのだ。
と言いたいところだけど、
真相は、お腹いっぱい食べ過ぎて動くこともままならず、
「こりゃ〜、寝るしかないな」と脳みそが判断したからに違いない。
目覚めると、もう陸地が見えていた。
さて、空港に降り立って最初にすることは?
そう、入国である。
気を引き締めて行くぞ〜。
なにしろ、相手はアメリカの入国係官だ〜。
とIRAがドンパチやってた時代のヒースロー空港並みに
厳しい入国審査が待っていると気を引き締めたのだが、
どうも列に並んでる人たちの緊張感が違う。
陽気なハワイアン音楽と波の音に乗って「ようこそ、ハワイへ〜」という声が聞こえたので
振り返ると、ナ、ナント、そこかしこにモニターが設置されており、
そこからハワイの魅力を伝える映像がタレ流されているではあ〜りませんか。
しか〜も、思いっきり全部日本語。(笑)
父・母・私で固まって入国審査の列に並んでいたのだが、
入国係官は父の順番がきた時点で母を呼び、そして私までもを呼んだ。
どうやら3人まとめて入国スタンプを押してしまおうというハラらしい。
……って、そんなアバウトでいいのか??
係官「オォォ〜、ウェディング ネェ〜。
私モ ウェディング、日本デ 旅行シマシタネ〜。
(父と母に向かって)オォォ〜、ムス〜メさん、キレイネ〜」
と、ここで母が余計な一言を。
母 「ノーノー、この子じゃないのね」
係官「オォォ〜、アナタ 違ウネ〜」
私 「(ガク)」
思いっきりベタな会話が進行し、滞りなく入国手続きが終了。
私たちはarrivalゲートを抜けて、とりあえず某旅行会社のカウンターに向かった。
そこで、別の係官の窓口で入国した姉たちと合流した。
さて、今回の旅はパックツアーである。
私にとってパックツアーでの旅行なんて、××年ぶりのことである。
この先ど〜したらいいか分からずにぼ〜っとしていると、旅行会社の人がやってきて
私たちを空港の屋上に案内した。
待っていたのは、
(ジャジャーン) ビキニにレイ姿のおねーちゃんたちである。
「ウェルカム、ウェルカム」と言いながら、おねーちゃんたちは私たちにレイを配ると、
一列に並ぶように促した。
こ、これは……まさか…。
そう、そのまさかである。
ニカッと笑って写真におさまると、私たちはようやく解放された。
……かに思えたが、そうは問屋がおろさなかった。
私たちは旅行会社のバスに乗り込むと、そのままガーーーーッとホノルル内の
デカいデューティーフリーショップ(DFS)に連れて行かれた。
そこの2階には某旅行会社専用の部屋があり、
われわれツアー参加者はそこで、泊まるホテルやホノルル市内の足、
オプショナルツアーに関する説明を受けるのだ。
ちゃっかり「義理みやげ」の説明付きである。
説明を担当したのは大阪出身のおばちゃんだった。
おばちゃん「みなさん、今回の旅行はご近所さんもご存知ですよねぇ〜。
あら、ハワイ行くん? ほなきぃ付けて。土産はいらんで〜。
そ〜は言っても、マカデミアナッツくらい買うてきてくれんのやろな〜
と思うのが人情です。
そこで、みなさんにお配りしたいのが、義理土産注文書。
ここで一括して申し込んでおきますと、義理土産の受け取りは
帰りの飛行機に乗る直前。楽チンです」
(関西の方、私のソフト関西弁が間違ってたら、ごめんなさい)
ここでようやく、われわれは開放された。
われわれが泊まったホテルは、ロイヤル・ハワイアン。
シェラトンホテル・ワイキキに隣接する、ピンク色のニクイ建物である。
歴史を紐解いてみると、なんと今シェラトンが建っている場所は
その昔ロイヤル・ハワイアンの駐車場だった土地である。
世界各国の要人がハワイでの定宿としてロイヤルハワイアンを
利用したという。
壁の色は趣味の悪い倉敷市庁の建物と同じだが、
なかなかどうして、歴史ある格調高いホテルなのだ。
どうりで宿泊費が高いわけだ。(ボソ
(倉敷市民のみなさん、ごめんなさい。 ^^;)
ちなみに、地元では「ピンク・パレス」と呼ばれている、らしい。
さて、ここで結婚式までの簡単なスケジュールを紹介しておこう。
1日目、ホノルル入り 夜はレストラン「Tavora・Tavora」で食事。
2日目、午後はネイルアートのお店へ 夜は新婚夫婦のおごりで
シェラトンの最上階レストランで食事。
3日目、結婚式 夜はロイヤル・ハワイアンのレストランで食事
なんと、前半の3日間は図らずも全員で夕食をとることになった。
1日目は、早朝にホノルル入りしたものの、部屋が出来上がったのが2時過ぎだったので、
ホテルのオープンカフェで海を見ながらゆったりまったり過ごした。
そしてディナータイムは、ホテルから車で5分ほどの場所にある
イタリアンレストラン「Tavora・Tavora」へ。
聞くところによると、そこはかなり有名なレストランで、
一見さんお断りなのだそうだ。
最初、「おおおっ〜、それはすごい」と思ってその話をありがたく拝聴していたのだが、
「石田純一が2ヶ月に1回通ってくるらしい」という話を聞いたところで
「はぁ〜…そうですかぁ〜」と一気に気が抜けてしまった。
石田純一かぁ……。 なんか、もうちょっとこ〜……まぁ、いいや。(笑
「私、絶対に生石田純一を見たいわ」という方がいらっしゃいましたら、
一見さんお断りと言いつつも、ホテルのコンシェルジュを通せば予約入れられそうな
雰囲気だったので、トライしてみてはいかがでしょうか。(保証はいたしませんが)
で、なんでそんな一見さんお断りのレストランで食事をすることになったかというと、
実は姉の夫の弟2号の紹介なのである。
姉の夫の弟2号はD通にお勤めで(伏字になってないが 笑)、
エンターティンメント関係の色々なネタを持っている。
彼が予約を取るということで、われわれもそこに便乗したわけだ。
姉の夫の父親の計らいで、行きはホテルからリムジンで乗りつけることに。
おまけに、ふたを開けてみたら、うちの姉がオーナーの知り合いだったっつぅ〜ことで、
デザートは食べ放題だは、ワインは飲み放題だは(とはいっても、ワインは有料)で、
最後には「もう一口たりとも食べられません」というくらいイタリア料理を堪能した。
こんな感じで1日目は何事もなく終了。
しか〜し、2日目には初めての「家族で海外旅行」のボロが
ボロボロ出てくることに……。
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