ワルシャワは2つの顔を持っている街だった。
1つはめちゃくちゃ共産主義的な顔。
そして、もう1つは中世の顔である。

そう、建物など街の景観の話である。

スターリンがポーランド人民に送ったという文化科学宮殿
(市民からはダサダサと思われている)やワルシャワ中央駅付近は
共産主義的な建物とヤケに近現代的なビルが多いのである。
(圧倒的に共産主義的な建物の方が多いんだけどさ。)
建物の正面の壁や柱にはとんかちもった巨大な労働者の姿なんかが
レリーフとしてハマってるわけ。
行ったことないけど、多分ロシアとかってこんなかんじなんだろうなぁ〜
などと思ってしまうのよねん。

そして、ワルシャワは忘れちゃあいけない、ポーランドの首都・経済の街なのよ。
ってことで、SONYってデカい看板を掲げているような銀ピカのビルなんかもあるわけ。
マーちゃんのお勤め先なんかは、そういう近現代的なビルに入っているらしい。
しかし、そういうビルもどこか硬い硬質の印象を否めない。
う〜ん、東欧……偏見かなぁ〜。
なんか垢抜けないっちゅ〜か〜。

中世の町並みは、ナントその駅前の共産圏クサい建物群から
歩いていける距離にあるのよねん。
と言っても、私は小走りで行ったんだけどね。

巨大な建物群の角を曲がると、そこは中世だったって感じ。
石畳の広場があって、広場を囲む家々の窓は皆広場に向いてるの。
オープンエアーのカフェなんかもあったりしてね。
ガイドブックに載ってる、イタリア中世の街ってな感じ。
違うのはやっぱり気温と人々の色かなぁ〜。

しかし、その完璧なまでの中世の街は、実は割と最近(今世紀)になってから
作られたのよ。
まぁ、元々中世からそのままの景観を保っていたんだけど、
先の大戦でぶっ壊されてしまったので、民衆が執念で
再現したというお話。
それを聞くと、ポーランドの人たちって……スゴいのねと尊敬してしまうわ。

次回はそんなワルシャワでの観光のお話。
な〜んて、こんな予告なんて打っていいのか??

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