今日の小泉君は、まるでアイドルがお忍びで
ショップでお買い物するように、靖国にご参拝したね。
(ち〜っともお忍びでないところがミソなんだな。このバ〜イ。)

だいたい、「私的に参拝」な〜んていいながら、献花する時も
記帳する時も自分の名前の上に「内閣総理大臣」なんて
書いちゃうところが浅はかなような気がしちゃうのは気のせいかな。

この問題を新聞で読んだときに、ふっと「ジョン・F・ケネディ Jr.」が
死んだ時のことを思い出した。
彼が死んだ時にアメリカでは、真剣に「彼にはアーリントン墓地に
埋葬される権利があるだろうか」という議論が交わされたという。
確か、アーリントンってお国のために功績を残した人と、
その配偶者、その子供(※)のみが埋葬される墓地なわけでしょ。
(※)確か、功績を残した人と住居を共にしていて、未成年でとか色々条件がついていたはず。

考えてみれば(考えてみなくても)、ジョン・F・ケネディ Jr.って人は
ジョン・F・ケネディ大統領の息子ってこと以外
とりたてて何もないわけなんだな。
まぁ、雑誌を創刊したりはしてるけど、国のために何かした
わけではぜ〜ん然ないわけ。
国民の「知りたい」欲望を満たしてくれはしたけどね。
いい男だったからね。
つまり、まったくただの人。私人なわけだ。
そして、死んだ当時36歳。
独立した大人。
それが何故、アーリントン?
おまけに何故、ホワイトハウスが半旗にするわけ?
と、あの時の私は大層胸を痛めつつも冷静にアメリカの反応を
見ていたわけなんだけど。
(え?なんで胸を痛めたか。 そりゃ〜、あ〜た。
 好みの男だったからよ。)

その時、思ったのね。
あれ、ケネディってさぁ、アメリカで唯一
カソリックで大統領になった人じゃない?
そんな人がプロテスタントの歴代の大統領とおんなじところに
埋葬されるわけ?
それっていいの。

で、アメリカンに確認したところ、アーリントンはただの墓地なので
宗教は関係ないそうだ。
そ〜よねぇ〜。
関係あったら、問題よねぇ〜。

と、日本に戻るが、要はそこが問題なのだ。

靖国神社、改め靖国墓地にすりゃ〜いいのにねぇ。
そんでもって、A級戦犯は別の場所に移すの。
外国の方たちは、遺族が望めばお国に返してあげて、
特に遺族から何も意見がでなければ墓地の同じ敷地内に
別の宗教の教会、お寺なんかも作ってさ、そこで祀ってあげるの。

なんか、この問題って毎年毎年繰り返してる割りには
なんの進展もないじゃない。
いいかげんにしろって感じよね。

当事者は皆疲れてヘロヘロよ。
戦後何年たったと思ってるのよ。

宗教ってのは個人の問題であって、国が介入する問題じゃないじゃない。
だから、戦争で亡くなった人達を国でまとめて祀るって
実はとってもナンセンスなわけ。
なんで、こんな簡単なことに気付かないわけ??

おまけに遺族の意向は無視だしね。

よっくわかりませんよ、おばさんは。
ま〜ったく。

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