結婚願望の行方

2001年4月13日
この歳になると、「結婚はしないの?」と聞かれるよりも
「本当は結婚したくないんでしょう〜」と言われることが多い。
余計なお世話だよね〜。プンプン。

その推測は間違ってはいないが、あってもいない。
別に結婚したくないわけではない。
しかし、結婚したいわけでもないのである。

私は結婚願望というものを抱いたことがない。
え? そんなのおかしい? 女なら誰だって抱くだろう?
う〜ん。
まぁ、もしかしたら、普通はそうなのかもね。
しかし、私はそういう風に思ったことがないのだ。

何故だろう。
ふむ。

まず1つに私が末っ子だからかもね。
末っ子はある意味、得である。
耳年増になれるからである。
親兄弟姉妹とその友達、おじ、おば、いとこにいたるまでの
人生の荒波ライブ中継を見聞きする度にどんどんと耳年増になっていくのである。
変な話、他人(配偶者)や将来に変な期待をかけるのは間違いだと
悟るのが早いのである。
末っ子は「甘えん坊で夢見がち」というのが世間の定説らしいが、
結構現実的で、世の中を見る眼がシビアで冷めてて、
そしてしたたかなのだ。
(ちなみにうちの両親はうまくやっている。)

「結婚」って言葉を聞くと「結婚=他人との生活」という図式が
ポーンと頭に浮かんでしまうのだ。
「う〜ん、1人の方が気が楽だよなぁ〜」とか
「好きな人ったって、違う家庭で育ってんだから常識が違うはず」とか
「やっぱ、結婚前に数ヶ月のお試し期間が必要よね〜。
まっ、合わなきゃ、ハイそれまでよ!だわね」とか思ってしまうのだ。


そして次に、私が家事の嫌いな、しかも奉仕の精神のない女だからである。
私は、結婚をしても仕事をしていたい、と思う方である。
ここがネックなのである。
きっと私はこう思ってしまうはずである。
「な〜んで、私だって働いてるのに、私だけがご飯作って掃除しなきゃいけないわけ〜??」
「な〜んで、あたしはあんたを立ててるのに、あんたは私を立てないわけ〜??」
(私は別にフェミニストではない。)
「男が世の中を支配してるんじゃないのよ、
 男なんて、元々子供を産めるようにデザインされたわけ
でもなんでもないんだから。知ってる?それって非生産的って意味なのよ」とかとか。
(だから、フェミニストじゃないってば
 ・・・・・・多分。)
しかし、子供を産もうが産むまいが女性は生産的だと思ってしまうのだ。

とにかく、末っ子ということで、「あなたはちっちゃいからXXXX」とか
いう理不尽な言葉を小さいころから聞かされつづけて育ったので
「あなたは女だから」とか「あなたは妻だから」とか
言う言葉を聞かされるであろう理不尽な状況には耐えられそうにないのである。
私は「好きな男に手料理を食べさせたい」と思うより、
「好きな男の手料理を食べたい」と思う方なのだ。

さらに言えば、私はマザコンに興味はないのである。
私が見る限り、大抵の殿方は程度の差こそあれ
マザコンが入ってるようである。
上にも書いたように、私には奉仕の精神がないので
例え相手が好きな男だろうが、なんだろうが
その人の「お母様」にはなれないのである。
そして、結婚したら「若いお母さん」ができるなどと
(自覚のあるなしに関わらず)幻想を抱くような男は
ちょっと勘弁願いたいと思っちゃうのである。


ぶっ。
私ってなんてかわい気のない女。
ここまで、書いて言うのもなんですが、私は人並みには男が好きなのである。
ただ、ただ、時々無性に「男」という存在にムカつくことがあるのだ。

(・・・・・・随分赤裸々に書いてしまったなぁ・・。汗))

しかし、ここまでぐだぐだと書いてしまったが、
結婚願望のない一番の理由は・・・・
「自分自身を信用していない」からかも。
だって、どうして人生半分も行ってないのに
(願わくば)生涯の伴侶を見つけられるよ??
相手に飽きたらどうすんの??
私は飽きっぽいのよ。
飽きたら、もうその人には用がないのよ。
結婚したって別に好きな人ができるかもしれないじゃん。
できたら、どうすんのよ。
相手の男を泣かすかもしないじゃない。
女が泣いたら悲劇だけど、男が泣いたら喜劇なのよ。

あ・・・・
なんかわけわかんなくなってきた。
寝よ。

あ〜、こんなわけわかんないことを書くのも
仕事で疲れてるせいだ。
きっと、そうだ。
あぁ、そうだ。


ーーーーーということにしておこうっと。

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