これは3月5日の日記である。
誰がなんと言おうと5日の日記なのだぁ〜!!

さて、今日は(あ〜、白々しい・・)昨日の校了明けで
変種部に連絡せずに休んでもな〜んの文句も言われない日なので
朝から病院に行くことにした。(本当は午後から変種部に行くつもりだったんだけどね。)
以前日記に書いた通り、冷え性、低血圧、(恐らく)貧血の
三大ばばぁの条件を満たしているほかに色々な慢性病、
それも「慢性鼻炎」などの口にするとダサダサな持病を
持ち合わせていたのでこれを機会に1個くらい直しておくかぁくらいの軽い気持ちだったわけ。


まぁ、最初に貧血を治しとくかぁ。
「貧血は1日にして治らず」の言葉がある通り(ないない)
時間がかかりそうなのから治しとけば後が楽だしぃ。
そういえば、貧血の診断を下されたのって3年くらい前だったしなぁ。
2ヶ月くらいで面倒になって医者に通うのやめちゃったんだよねぇ。
今頃相当ひどくなってるだろうなぁ
だって、3年近くほっといたんだもんなぁ。
今なんて1フロア階段登ると息切れるもんなぁ。
徹夜も体にこたえるしなぁ。
       ・
       ・
       ・
でもなぁ、今更行ったら先生(かかりつけの医者)と
看護婦さん(顔見知りの看護婦)怒るだろうなぁ。
だって、治療を始めた時に、確か「天照大神ちゃん、
薬飲むの辛くて面倒くさいけど貧血はほっといても治らないのよ」って釘刺されたもんなぁ。
(貧血の薬は胃を荒らすので、私のようにあまり胃の丈夫でない
人間にとっては治療の途中でこれが拷問に変わるのであ〜る。
ま、普通は胃の薬と一緒に飲むんだけどね。
これがまたいやなわけだ。なにせパンパンに太った薬袋を
見るだけで胃が痛くなっちゃうわけ。)     
        
       ↓

そうだ。 デッカイ病院に行ってみよう。
そこでなら胃を荒らさないな〜んて魔法のような貧血の薬が
ゲットできるかもっ!!!!!!
私のような患者にはセカンドオピニオンが必要だわ。
もしかしたら、白馬に乗った王子ならぬ、白衣を着たお医者様が
「もう、君は胃を荒らす薬を飲まなくてもいいんだよ。
 ほら、こんな薬が出たんだ。これは町医者には出せない薬さ。
 (ふっ。)」
と言ってくれるかも〜〜〜〜!!!!

と、安易に総合病院に行ってみたわけだ。
(総合病院の皆様、及び重病の皆様ごめんなさい。私のよ〜な患者がいるから
皆様は超忙しくなるわけよねん。
総合病院の悲惨な現状は新聞等で重々承知なのですが、
でも、主治医に怒られるのがいやで安易に総合病院に行ってしまう
気の弱い私を許して・・・。)

さて、病院に着いた。
実はその日は徹夜明けで(前日校了で興奮して眠れなかったのん。)
最悪の状態で病院in。
受付で診察券とカルテを作ってもらって「内科」の
待合室へ。

「天照大神さん、7番でお待ちください〜。」と
マイクで呼ばれ、廊下で隔てたられた別室に行くと
ナントそこはまた廊下になっていて15個くらいの個室のとびらがズラズラ〜っと並んでいたのよ。
それぞれの扉に「XXX医師」とか「○○○医師」とか
いう札がかかっていて、患者はお呼びがかかると
それぞれの個室へ入っていくわけ。

待合室で名前が呼ばれるのを待ちながら、それとはなく
色々観察していたのだが、個々の患者がそれぞれの個室に
入ってから出てくるまでの時間が異様に短い。
5分以上入ってた人なんて皆無なのよ。
実は、私が病院に入ってからその7番待合室にいたるまでに
実に1時間以上かかってるわけ。
なんじゃらほい、と思いつつ周りを見回すと、
・・・・・・なんだかお年を召した方が多い・・・。
むむむ。 これは皆総合病院の常連なのか?
あんまり長い診察時間はいらないほどの常連??
などと考えているうちに名前が呼ばれた。

「天照大神さん。」
おっ、今度は男の声だ。
JRの車内放送みたい。

扉に入ってみた。
過去に貧血の診断を下された話をして、ついでに最近気になることについて話してみた。

天照大神「ここ最近寝つきが悪いし、体力もなくなってるし・・。

   ここで、医者質問をぶつける。

天照大神「それから、最近急に物覚えが悪くなって・・・。」

医者「あ、それはいいから。」

天照大神(は? それは重要な情報じゃないのか?
     しかし、なんとリズミカルな『それはいいから』
     だろう。きっとしょっちゅう言ってるんだろうなぁ。)

医者「なるほど、なるほど。
   ま、一応血採って数字を見ましょう。
   結果は午後には出ますので午後にまた来て下さい。」

天照大神「はいっ!!(やった、本当に変種部休める!!)」


−−−−−−−−午後になった。

医者「天照大神さん、貧血治ってますよ。」

天照大神「はっ??? え〜っと自然治癒・・ですか?」

医者「まぁ、こことここの数字が完全ではないけど
   胃荒らしてまで薬飲む必要はないでしょう。
   ここはひとつ食生活で治してください。」

天照大神「はぁ。」

おいおい、町医者、私をだましたなぁ〜!!
何が『貧血はほっといても治らない』だ〜。
確か、『虫歯と同じ』とまで言ったわよねぇ〜!!

天照大神「じゃ、じゃ〜。最近の物忘れと疲れは・・・。」

医者「いや〜、年相応でしょ。
   でも貧血が治るくらいだからまだまだ若いということです。」

天照大神「はぁ〜。」

医者「でも、寝つきが悪いのが気になりますね。
   ま、人間睡眠時間が短けりゃ疲れはとれませんよ。
   お薬出しときましょ。お守りかわりに。
   悪い薬じゃないですから。眠れないときに飲んでください。
   あ、あとたまには婦人科とかに行ってみて下さい。
   じゃ、お大事に。」

ああああああぁぁぁ〜〜〜。
体をいたわりいたわり生きてきたあの私の青春はなんだったのぉ〜。(←つまり、体を甘やかしていた)
毎朝、起き抜けの状態を「歩く水死体」と形容される
この顔色の悪さと目の下のクマは一体なんなのよ〜。(←つまり、年相応)
朝風呂で意識をなくしかけたあれはなんだったのぉ〜。
あ、そのこと言えばよかった。 ちっ。

ところで、今頃こんなこというのはなんですが、
あの先生かわいかったな。
薬が欲しいってもう1回行っちゃおうかな。
(↑ つくづく総合病院に行く必要のない患者である。)

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