年賀状ー後日談

2001年1月2日
私の母が随分得意なキャラクターだということを
前回の日記で披露したばかりだけれど、
その後、彼女がさらにお茶目なところを発揮していたことを
ここに記しておこうと思うわ。

年賀状を作り終え、燃え尽きて眠りこけてた私を
何度も起こしてくれた姉の報告によると------

私が燃え尽きて間もなく、

父「ホラ、(郵便局に)出してきてあげるから早く書いてしまえよ。」

母「はいはい。」
と、返事をしながら新聞をひろげる。

父「ホ〜ラ〜(怒)。」

母「はいはいは〜い。」
と、「はい」の数を増やす以外のことは何もせず
新聞を読みつづける。

父「ホラ。今書いてしまえ〜。(怒)」
父、母に母用の年賀状の束を手渡す。
      (  ↑ 宛名および裏面の印刷済みで
           あとは本人の一言を入れるのみに
           なっている年賀状)

母、年賀状の束を受け取ると、それをそのままテーブルの下へ。

父「・・・・・・・。(怒)
  プイッ」
父、自分の年賀状を書き始める。

と、ここで、3回目に私を起こしに来てくれた姉から
以上の報告を受けた私が怒り猛りながら台所の母のもとへ文句を言いに行く。

私「ちょっとぉ〜、私がせっかく徹夜して作ったんだから
 早く書いて投函してよねぇ〜。
 お父さんが郵便局に出してあげるって言ってくれて
 お母さんにまとめて手渡してくれたっていうじゃない!!
 それをテーブルの下に入れて新聞読みつづけるなんて
 どういうつもり〜っ!!!(←寝不足でかなり興奮気味)」

母「テーブルの下じゃないも〜ん。
  新聞の下だも〜ん。」

私「きぃ〜〜〜〜!!!!!(怒)」

ね。 お茶目でしょ。 
殴ってやりたいくらいに・・・・。(こぶし)


さて、皆様はどういう年越しをしたのかしら?
私はNHK「行く年来る年」で電波に乗った除夜の鐘を聞きながら
年越しを迎え、新年が明けてからはお風呂の中で
近所のお寺から響く除夜の鐘を聞いたわ。

しか〜し、我が家では約1名、と〜ってもかわいそうな
年越しをした人がいたの。
それは私の姉。

2000年 12月31日 23時58分ころ
姉「うっ、天照大神ちゃん。
  どうしよ。なんか、お腹が痛い。」

私「え? どうしようって言われても・・・。
  あんなにバクバク食べるから。
  トイレ行ってくれば?」

姉「いや〜。もうすぐ新年が明けるのに〜。」

私「って言われても。ハライタじゃ〜ね〜。
  しっかり締めていってらっしゃい〜。」

姉「うっ・・・。 また言うのね。
  『しっかり締めて』って。
  ・・・だ・・だめだ。」
(バタバタバタ・・・・・・パタン)

私「いってらっしゃ〜い。」

TV「ゴォォォォォォォ〜ン」

廊下をはさんだ隣から「ジャアアアアアアアーー」

私「・・・・・・・・。」

しかし、新年が明けてすっきりした姉は

「いや〜ん。 年越しピーだわ〜。
 天照大神の姉、XX歳、女独身。
 こんなことでいいのかしら〜。」

と、ケロッと言ってのけたわ。

私はそれを聞いて彼女に明るく微笑んであげると
新年を祝って一番風呂に入ったわ。

お風呂場の中は静かだったわ。
除夜の鐘の音以外の物音がしなくて。


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