大X蟹(上海蟹)のXは閘 → 大閘蟹
2000年11月28日 香港 香港 ゆかいな香港昨日の日記を書いていて思い出した。
当時(多分今も)、この季節になると
香港駐在員の間でまことしやかに流れる噂があった。
それは−−−−−−−−−−−−
香港では食材はなんでもかんでも
生で売られているのね。
鶏や蛇、蛙なんかは籠に入って売られてるの。
朝市なんかに行くと、さり気な〜く、何気な〜く
道端に新鮮な牛の生首なんかが
こそっと置かれてたりするわけ。 ^^;
当然、大閘蟹(上海蟹)も生きたまま売られてるのよ。
ところがやっかいなことにアノ人達って(人じゃないって!)
生きてるようには見えないのわけさ。
縄でグルグル巻きにされて(いわゆる亀甲縛りってやつね)
微動だにしないし、値段も市場で買うと安いから
たま〜に駐在員の奥さんが買っていくわけ。
正しい蟹のゆで方は、なんのことはない
グ〜ラグラお湯が沸いてるデカ〜い鍋の中に
縄で縛られたままの蟹を生きたまま入れる。
それだけなのよ。
まぁ、調味料も入れるんだけどさ。
基本は「入れるだけ」。
ところが縄で縛られてる蟹が生きてるな〜んて
露知らない奥様は「鍋に入れる前に
食べやすいように殻を少し割っとこ〜かしら〜」
な〜んて縄を切っちゃうわけよ。
チョキンッ
その瞬間からカニの復讐が始まる・・・・・。
ホラーでしょ。
そして、まことしやかに流れる噂とは
前の「XXX長(ココには支店長とか社長とかが
入ったりするわけよ 笑)」の奥様、カニで大怪我したらしいわよ〜ってハナシだったのよねぇ〜。
ところで、香港ピープルってばモノを売るために、
お客さん(特に外国人)に店に入ってもらうために、
ものすごい努力と工夫をするって知ってたかしら?
メニューなんかもその1つ。
中国語、英語、日本語併記のメニューを置いてる店なんかが結構あったりするのね。
そういう店って助かるのよ。
日本から友達が来たときになんか本当に重宝するのね。
だって、食べ物の説明って、自分が外国のレストランに入った時って
してもらいたいじゃない?
だからお友達が香港に遊びにきたらできるだけの
ことはしてあげたい。
だけど、メニューの説明って結構難しい。
だって、食材からして日本と違うから
そっから説明して、調理法説明して、どんな味かを
説明するわけよ。
それって、やってみるとわかるけど本当に
骨が折れるんだから。
ある時、日本から遊びにきた友達と
香港島のコーズウェイ・ベイって街で
ご飯を食べることにしたのよ。
当時の同僚から「あの店には日本語のメニューがあるよ」
と教えてもらっていた店の前を通りかかったら
つい足がそっちに向いちゃったの。
(いくら「友達の」とはいえガイドは疲れるわけよ。)
普段だったら必ず自分が「ココはおいしい」と思った
店に友達を連れて行くんだけど、そこで「ラク」できる!!!
と思ったら足が勝手にその未開の「日本語メニューが置いてある店」に入っちゃってたのよ。
「この店初めてだけどよさそ〜」とかなんとか
調子のいいことを言って、席について
噂の「日本語メニュー」を広げてみたら
なんとそこには・・・・・・・・・・
「鳥の酢豚」
なるお品書きが・・・・・・。
「・・・・・。」
「・・・・ぶっ。」
ウワッハッハッハッハッ
と、鳥のスブタ〜!!!!
一体どっちなんだ〜!!
鳥が、豚か? どっちなんだ〜、はっきりしてくれぇ〜!!
気になるぅ〜!!!
結局、それは酢豚の味付けをしてある鶏肉料理だった。
なんとも、涙ぐましい努力だなぁ〜。
きっと、日本の「スブタ」を気に入った人が
その料理をメニューに加え、つぃでに訳してみたりしちゃったのね。笑
まぁ、そんなわけで
その後、そのメニューが話題になってその店を
訪れる日本人観光客が増えた、のかどうか知らないけど
その店は少なくとも私が帰国してから更に2年間は
コーズウェイベイのそのままの場所に店を構えていたわけよ。
いや〜、皆本当に外国人客をつかまえるために
涙ぐましい努力をしているなぁ〜。
と、鳥のすぶた・・・・。 笑
当時(多分今も)、この季節になると
香港駐在員の間でまことしやかに流れる噂があった。
それは−−−−−−−−−−−−
香港では食材はなんでもかんでも
生で売られているのね。
鶏や蛇、蛙なんかは籠に入って売られてるの。
朝市なんかに行くと、さり気な〜く、何気な〜く
道端に新鮮な牛の生首なんかが
こそっと置かれてたりするわけ。 ^^;
当然、大閘蟹(上海蟹)も生きたまま売られてるのよ。
ところがやっかいなことにアノ人達って(人じゃないって!)
生きてるようには見えないのわけさ。
縄でグルグル巻きにされて(いわゆる亀甲縛りってやつね)
微動だにしないし、値段も市場で買うと安いから
たま〜に駐在員の奥さんが買っていくわけ。
正しい蟹のゆで方は、なんのことはない
グ〜ラグラお湯が沸いてるデカ〜い鍋の中に
縄で縛られたままの蟹を生きたまま入れる。
それだけなのよ。
まぁ、調味料も入れるんだけどさ。
基本は「入れるだけ」。
ところが縄で縛られてる蟹が生きてるな〜んて
露知らない奥様は「鍋に入れる前に
食べやすいように殻を少し割っとこ〜かしら〜」
な〜んて縄を切っちゃうわけよ。
チョキンッ
その瞬間からカニの復讐が始まる・・・・・。
ホラーでしょ。
そして、まことしやかに流れる噂とは
前の「XXX長(ココには支店長とか社長とかが
入ったりするわけよ 笑)」の奥様、カニで大怪我したらしいわよ〜ってハナシだったのよねぇ〜。
ところで、香港ピープルってばモノを売るために、
お客さん(特に外国人)に店に入ってもらうために、
ものすごい努力と工夫をするって知ってたかしら?
メニューなんかもその1つ。
中国語、英語、日本語併記のメニューを置いてる店なんかが結構あったりするのね。
そういう店って助かるのよ。
日本から友達が来たときになんか本当に重宝するのね。
だって、食べ物の説明って、自分が外国のレストランに入った時って
してもらいたいじゃない?
だからお友達が香港に遊びにきたらできるだけの
ことはしてあげたい。
だけど、メニューの説明って結構難しい。
だって、食材からして日本と違うから
そっから説明して、調理法説明して、どんな味かを
説明するわけよ。
それって、やってみるとわかるけど本当に
骨が折れるんだから。
ある時、日本から遊びにきた友達と
香港島のコーズウェイ・ベイって街で
ご飯を食べることにしたのよ。
当時の同僚から「あの店には日本語のメニューがあるよ」
と教えてもらっていた店の前を通りかかったら
つい足がそっちに向いちゃったの。
(いくら「友達の」とはいえガイドは疲れるわけよ。)
普段だったら必ず自分が「ココはおいしい」と思った
店に友達を連れて行くんだけど、そこで「ラク」できる!!!
と思ったら足が勝手にその未開の「日本語メニューが置いてある店」に入っちゃってたのよ。
「この店初めてだけどよさそ〜」とかなんとか
調子のいいことを言って、席について
噂の「日本語メニュー」を広げてみたら
なんとそこには・・・・・・・・・・
「鳥の酢豚」
なるお品書きが・・・・・・。
「・・・・・。」
「・・・・ぶっ。」
ウワッハッハッハッハッ
と、鳥のスブタ〜!!!!
一体どっちなんだ〜!!
鳥が、豚か? どっちなんだ〜、はっきりしてくれぇ〜!!
気になるぅ〜!!!
結局、それは酢豚の味付けをしてある鶏肉料理だった。
なんとも、涙ぐましい努力だなぁ〜。
きっと、日本の「スブタ」を気に入った人が
その料理をメニューに加え、つぃでに訳してみたりしちゃったのね。笑
まぁ、そんなわけで
その後、そのメニューが話題になってその店を
訪れる日本人観光客が増えた、のかどうか知らないけど
その店は少なくとも私が帰国してから更に2年間は
コーズウェイベイのそのままの場所に店を構えていたわけよ。
いや〜、皆本当に外国人客をつかまえるために
涙ぐましい努力をしているなぁ〜。
と、鳥のすぶた・・・・。 笑
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