本日は、仕事をさぼり(もう一度書いてもいい? 笑 仕事をさぼり、)新宿御苑で薪能を観てきたわ。 

開演が6時なので、5時くらいにいけばいっかと軽い気持ちでいたのが大間違い。 
今日の狂言の出演者の中にはかの狂言界のアイドル「野村萬斎」氏が入っていたのよ。 
5時に会場に入った時には野村萬斎の顔なんて
判別できないほどとほ〜い所にしか場所が取れなかったわ。(お察しの通り自由席だったわけよ。)

場所は御苑という通り、上演するのは薪能という通り、
当然会場は屋外、芝生の上。
友人と私は新聞紙を敷き、その上にビニールを
敷いて能を鑑賞したんだけど、痛い、お尻が痛いのなんのって。 (>_<) 
鑑賞中もお尻をもぞもぞさせたり、浮かせたりして
そりゃあもう忙しかったわ。 
おまけに、日が落ちた瞬間に気温がぐぉ〜んと
下がったものだから途中から足の感覚がなくなっちゃったわけよ。
通信販売で売ってる「正座ラクラクイス」でも持ってけばよかったわ。 
周りを見回すと座布団持参のつわものがいたわ。
用意がいいのね。
きっと、前の方の席だったら薪の恩恵に預かれて
少なくとも暖はとれたはずよね。 くやしいわ。

まぁ、そんなこんなで大変だったけど、
いつもより「能」そのものを楽しむことは出来たわ。
なにせ、前回観たときは出演者が何しゃべってるのかまったくわからなかった。 
今回は、半分はわかったものね。 これはきっと慣れの問題だわね。

パターンとしては、能、休憩、狂言、能ってなかんじなんだけども。
なにせ、今日の狂言は「アイドル」野村萬斎が出てたわけよ。
今日、あそこで彼の人気を思い知らされたわ。
狂言が終わった途端に、わらわらと人が帰る、帰る。 そして、殆どそれは女性な訳よ。
中には花束持ってる人もいたわ。 あの人達はどうやって「アイドル」に花を渡したのかしら?
だって、舞台から能の花道を通って、バックステージへと帰っていく野村萬斎氏は
わき目も振らず真っ直ぐ前を向いていたわよ。 
もしや、出待ち? すごい、すごすぎるわ。
まぁ、こちらとしては会場の人数が減ったお陰で
最後の演目では舞台が大変見易くってよかったけど。
でも、もったいないわよね。
せっかくなら最後まで観なきゃ損よね〜。
(貧乏性と呼ばないで。)

帰りに、会場から御苑の出口までの
ヤケに長い道のりを歩きながら思ったわ。
(600mも歩かされたわよ。)
御苑って結構穴場かも。 
適当な場所に池や日本庭園があって、なかなか風情があるのよ。
これで月が見えてればバッチリね。
でも、ここって入場有料なのよね〜。 (-_-)


能を見に行く前に、「京都大原三千院展」に行ったわ。 
今回は勢至、観音のワキジーズ(脇侍)のみの出張でご本尊は1人でお留守番だったわ。 そうよねぇ、ワキジーズ自体がかなり大きかったもん。
ちょっとご本尊を連れてくるのは難儀だわねぇ。

見てみて、おやっと思ったのは、ワキジーズが2躯とも正座だったこと。 
普通、仏像って座ってるときは足を組んでるじゃない? 
いわゆるあぐらをかいてる状態よねぇ。
勢至さんの場合、正座で合掌、しかも上体の傾き加減から・・・・どう見ても「ごめん」って言っているようにしか見えない。 笑)
思わず前を通る時に、「いやいや、別にいいっすよ」と訳のわからないことを口走りそうになったわ。 笑
何故に、あのポーズなのかしら???
誰か教えて。  気になるわ〜。


----------------そんなわけで、今日はいつになく
文化的な日だったわ。 いつもこんなだといいのに。 ま、いつもこんなだったら有り難味が薄れるか。

よ〜し、明日から働くぞ〜(適当に)!!!

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