結局、起きて朝ごはんを1時に食べた後、昼寝をしてしまった…。
今日こそ、部屋のかたずけをするぞ、するぞ、する…ぐーーーーー
バスに乗ったところ、雨に曇る窓ガラスに奇妙な跡がついていることに気付いた。
ガラスのいたるところについているその跡は、まったくもって芸術的だ。
あるものはにぎやかなデザインで、あるものは間延びしたデザイン。
しかしどれも、基本は左右3本ほどの細くて短い線が連続しているものなのだ。

う〜ん。どうしたら、こんな跡がつくのだろう。
何がこんな跡をつけたのだろう。

――――と思いを巡らせながら、何気にその窓ガラスの下方部に目をやって
驚いた。

1匹の太くて丸いハエが…、足をこすり合わせながら窓ガラスの上を移動していたのだ。
奇妙なデザインは、ハエが足をすり合わせながら移動する跡だった。

おかしくて思わず笑いそうになったが、その窓ガラスのすぐ前に座っている女性が
ハエにまったく気付いていないようだったので、笑いをこらえた。
だって、自分のすぐ横で、デカいハエがもぞもぞしてたら、絶対引くよねぇ〜。
今、密かに自分の中で学習熱が高まっています。
薬指と小指。

ちくしょー。こいつらがもっとちゃんと離れてくれれば、
もう少しやりやすいと思うのだが……。
こればかりは訓練あるのみらしいっす。

初日は1時間半も見てもらっちゃいました。>ピアノレッスン
課題が山積みですわ…。とほほ。

でも、まー、問題点が分かっているというのはある意味―。
だって、それを克服すればいいんでしょ。
何年かかるか分からんが、やってやるぜい。
ピアノ用語辞典
http://www.pianoko.net/dic/dic.cgi
ピアノっ子ネット

ぶんぶんぶ〜ん、蜂が飛ぶ〜♪
がこんなに難しい曲だったとは…。_| ̄|●
というわけで、ミッキーといっしょ はじめての楽典ブックである。

「先生、私、まったくもって楽譜が読めない(覚えてない)のです」

と訴えたところ、先生は最初「独・仏・伊・英のなんちゃら辞典」なんて
小難しいタイトルの本を紹介してくれたのだが、パラパラみたら
何が書いてあるのか説明文すらさっぱり理解できなかった。

「あの、もうちょっと簡単なのありますか?」

「じゃあ、これかしら」と言って先生が差し出した本は中学生からピアノを
始める生徒向けだというが、それもなんだか難しそうっつーことで、

「あの〜、もう少し……」

「……って言われても、あとはこれしか……」(←先生の心の声「ねずみの手を借りるの?)

「……」(←私の心の声「はい。ねずみにしか、この仕事はできません!」)

と言って先生が差し出したのが、
この『ミッキーといっしょ はじめての楽典ブック』だ。

ミッキーが懇切丁寧に、四分音符や八分音符とはなんぞやと説明してくれる。
わ〜い、ワークブックもちょろっと付いてるよ〜♪

な〜んて、スキップしながら買いに行ったけど、きっと書店の店員は、「この人は、
子供のために買ってあげんのね」と思ったんだろうな……。
ははは…はは _| ̄|●

本当かよ

2006年5月6日 日常
「天照ちゃん、もし、あなたが女がいいって言うんなら、お母さんは構わないのよ」
同情と慈愛に満ちた眼差し

以前、朝の5時にこんなことを言われて、その日1日をどうやって過ごそうか真剣に悩んだことがあった。
連休中に、久しぶりに会った友人(女性:独身)にその話をしたところ―

「あ〜、私も言われた!
 友達も言われたって言ってたヨ。
 もーさー、親にとってはいっそのことそう認めてもらった方が楽なんじゃないの?!」

世の親というものは、そんなに娘に結婚してもらいたいものなのだろうか…。

「女にチューはできません」
と喉まで出かかったが、朝の5時なので(なんとなく)言えず、
はぁぁぁぁぁ〜??
と言うだけに止めたが……。

私がサッカーを観始めたのも、(ミラクルと)男を観るためだし、
映画が好きなのも、(女を見るのも好きだが)男を観るためだし、
そしてそれを公言してるのに、なぜ分かってくれないのだ??

カモフラージュのために「×××って、いい男ねぇ〜」なんて言ってるわけじゃないんだが…。

親も微妙なお年頃になったものである。
噂のフェリペ4世。
こんなん出てきました。

噂→ http://diarynote.jp/d/11610/20060420212301
2つ目の「亡き王女のためのパヴァーヌ」を参照してちょ。
ポピュラー音楽に比べるとバカみたいに安いクラシック音楽のCD。
(CD2枚入りで1500円ってあり得ないよ)
とりあえず、相性のいいラヴェル様からと思って、このCDを買いました

…………ところが、

サルでも知っているカラヤン様の名前に惹かれて買ったところ、
「ちょっと失敗したかも」の感が漂い始めた。

ちなみにこのCDはオムニバスで、世界的な指揮者(だけど、意識して聞いたことがない)カラヤン様や、
日本が誇る(けれども、意識して聞いたことがない)小澤征爾などの指揮による
ラヴェルの名曲(というよりもポピュラーな曲)ばかりを集めたものである。

目立ったところで、こんなん入ってます。
・『ボレロカラヤン様&ベルリン・フィル
・『亡き王女のためのパヴァーヌ』世界の小澤&ボストン
(と、性懲りもなく、この2曲が入ったCDを購入。徐々に体を慣らしていこうかと)

そう…。
世の中が「カラヤン様〜(ハート)」と騒いでいるとき、私はちっとも彼に興味がなかった。
だから、カラヤン様がドイツ語の人だとは知らなかった……。
ドイツ語をしゃべる人といえば、無情なまでに正確無比で実直な人たち。(←偏見)

カラヤンファンのみなさん、ごめんなさい。
でも、本来、クラシック音楽とは聞く人のものなのです。
だから、誰がどんな感想を持とうがその人の勝手なはず。
というわけで、これから書く内容はカラヤン様を攻撃するものではありません。
「ふっ、素人が」と聞き流していただければ幸いです。


カラヤン様は、恐らく、お堅い音楽は得意なのだと思う。

しかし……
終始一貫してラテンの血(エネルギー)が流れ、フレーズの繰り返しの中に
官能や情熱、冷静さが表現されるはずの扇情的な『ボレロ』は、
まるで軍隊の行進曲のようだった……。

巨匠は、あまりお色気はお得意ではないのね、きっと……。_| ̄|●

ごめん。こんな色気のない『ボレロ』は初めて聞いたよ。

それとも、あれかな。
いつも踊りつきで聞いていたので、私は踊りを観ていたのであって、
音楽を聴いていたわけではなかったのかな…。

『ボレロ』って、いつも終わった後に、全身の毛穴が開いて汗ばんでることが
多いんだよねぇ〜。
だけど、カラヤン様のを聴いた後は、あまりにも正確なそのリズムと
期待していた感情のうねりがさっぱりなかったお陰で、頭の中に「ズッドコドッコ、ズッドコドッコ」って
リズムが流れ出しちゃって、色気を感じるどころか、「軍隊の行進」やら
北朝鮮の「マスゲーム」が浮かんできちゃった…。
違う意味で、腰がグラグラしばした…。

……こんなところで、指揮者の影響力のスゴさを見せ付けられるとは……

なるほど……。
私は、今まで指揮者ってのは単なるメトロノームでしかないと
思っていたよ。
だから、あんなに陶酔しきった顔で指揮棒を振る彼らの姿はお笑いでしかなかった。
でも、彼らは、演奏される曲にとって、非常に大事な存在だったのね…。
彼らが、曲の方向を決めて、それを表現するためにオーケストラを動かす。
まさに、曲が生きるも死ぬも指揮者次第

それを教えてくれたのが、カラヤン様の『ボレロ』だったなんて〜〜!!

ありがとう。カラヤン様…。
お陰さまで、私の中のクラシック苦手意識が全部解けてしまいました。(多分)
もう、怖いものはありません。
も〜、なんでもこいだ!

あ〜、奥が深すぎてクラクラするクラシック音楽。
やっぱり、あなたは巨匠だ。カラヤン様。
今度は、「素晴らしい。ブラボー!」な曲で私を笑わせて泣かせてください!!!

って、カラヤン様の何を聞けば感動できるんだ?
ほんとのところ、カラヤン様は何がお得意なの??
不肖天照大神、上野で天台宗のお宝である仏様たちに会ってきました。
これぞ、神仏合体。(なんちゃって)

友人と上野駅で待ち合わせをしたんだけど、そこがエラい混みようで、
改札出るのに並ぶ始末。ロープ張られてたよ。ロープ!!
子連ればかりの地獄絵巻で、も〜大変さ。

駅前じゃ、民○党の方たちが車の上から演説してて、
ド派手なスーツ着た福島瑞穂さんとかがいたよ。
で、上野公園に抜けたら、右翼の団体の方々が、警察隊ともめてるし(笑)、
そりゃ〜も〜大騒ぎさ。
警察官の人たちは、大変だの〜。
なんの因果で、GWに右翼ともみ合わなきゃいかんのか。
税金で食べていくということはツラいことよの〜。よよよよ〜。

で、とうとうやっと仏像さんたちのもとへ。
場所は、東博(東京国立博物館)の平成館
お題目は、「最澄と天台の国宝」。
詳しくはこちらをチェックしてくれい。
http://event.yomiuri.co.jp/2006/tendai/
http://www.tnm.jp/ ←こっちは東博のサイトね
ちなみに会期は5月7日まで。
興味のある人は、今すぐGO!

とにかく、秘仏さんやら、今まで家(寺)から出たことないっちゅー
方たちがぞくぞく集まっちゃったんだから。
泥棒に入られたら大変なことになること請け合い(あれ?)
っちゅーものすごい催しものなわけよ。
皆さま、肩書きが「国宝」やら「重要文化財」なブツばっかりなわけ。
警備が大変よね。ホント、金がかかってるわ。

でさ、実際、上野に来る前に盗まれちゃった掛け軸とかあってさ、
ホントびっくり。
きっと心の中で「お前〜! 方向が違うだろ〜」と思ったはずよ。
「なんだよ。上野に行くの楽しみにしてたのに。なんで俺はここにいるんだよ!!」って。
だから、お願い。盗んだ人は早く家に帰してあげて。
切れてた……。

あ〜あ、戸籍謄本の写しを取りに行かないといけないのか……。
といっても、しばらく日本の外に出る予定はないから
どうせ取るなら必要になったときにするかな…。
それにしても、面倒くさい。

誰か私に飛行機のチケットと宿を提供してください。
そろそろ日本を脱出しないと息が詰まりそうです。

こんなとき、ドラちゃんがいてくれたら…。
どこでもドアさえあれば、パスポートはいらんのだが…。
やれやれ。
弾くなら10時までにしなさい!

って、音小さくして弾いてたじゃんよ〜!!
甥っ子たちが、9時すぎまででたらめに弾いたときには
手を叩いて喜んでたくせに、
私がちゃんと練習したら、なんで怒るのよ〜!!

というわけで、おフランス出の教則本である。
子供のころ、姉たちが練習してたのは多分、「バイエル」(バイエルンにあらず)。
しかし、なぜか私だけはこの「メトード・ローズ・ピアノ教則本」で練習した。
どうやら、姉たちの練習を聞いて音だけを覚え、楽譜を読まずろくすっぽ練習して
いかなかったので、見かねた先生が姉たちとは別の教則本を用意したらしい。
やれやれ。

そして、××年経った今、またこの教則本で練習することになった。
不思議な縁やの〜。
ネパール:皇太子がまた交通事故 国民の怒りに油注ぎそう

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060501k0000m030066000c.html

ギャネンドラ・ネパール国王の長男、パレス皇太子(34)が29日夜、カトマンズ市内で自動車を運転中、猛スピードでバスと衝突し、そのまま逃走した。負傷者などはなかったが、皇太子はこれまでにもひき逃げ死亡事故を繰り返し、一切の処罰を受けていない。


このバカ息子といい、とーちゃんといい……。

私の中の男と女

2006年4月30日 日常
うまく行かないことがあって愚痴りたいとき、
みなさんは「解決策が欲しい」のだろうか、それとも「共感して慰めてもらいたい」のだろうか。

男性は圧倒的に前者で、女性は圧倒的に後者なのだそうだ。
大きな声では言えないが、私はかなり男性寄りだ。
(ただし、お笑いに走っていただければ、その限りではない)

ちょっと大人の事情で愚痴っていたら、私の兄貴
(参照→ http://diarynote.jp/d/11610/20040504.html
であるてーさん(←リンクありマス)が「自分はこうしてるよ」と
ヒントを与えてくださった。
なるほどと聞きつつも、自分の惨状をさらに愚痴りながら(←ここは女性寄り)、
私は頭の中でてーさんの手法を実施してみたらどんなことになるか
想像してみた。

てーさん、ありがとうございます。
かなり参考になりました。
明日からは、愚痴らなくてすみそうです。

てーさん以外の心配してくださった方もありがとうございました。

別にエキストラの仕事を任されたからといって
キャラクターに合わない熱血を演じる必要もなかったな、と
今更思うアホな私。

てーさん、兄貴!
これからも何か起きたら、ご指導よろしくお願いいたします!

っつーわけで、渦中の人には申し訳ないのですが、
驚愕事件が起きたら遠慮なくネタにさせてもらいます。
(→限りなく100%の確率でお笑いに昇華)

ふふふ。
運が悪かったね。私はそういう性格なのだ。
大丈夫。身元はバレないようにするよ。
ふーっふっふっふっふっ。

お笑いは健康の源だ。
そうして世の中の役に立つのもまた一興ぢゃないか。
というわけで、日ごろのうっぷんを芸術に昇華させるために
美しいピアノ生活を始めることにした。
(とはいうものの、音符なんかとっくの昔に読めなくなっているので、
 芸術の域に達するまでに寿命が来そうだけど、でもいいのだ)
→自分を追い詰めるために、月謝は前払い

今までスクエアカットに切りそろえていたツメを
バリっと切るのだ。
そして、指の股もグイっと広げるのだ。

さっき申し込んできたときに、
「ピアノを始めたいのです」と言ったらば、

お子さんですか?」聞かれた。

_| ̄|●

まー、そーよねー。
そういうお年頃の子供がいてもおかしくない歳よねぇ〜。
ははは…は……。
゜・(ノД`)・゜

っつーわけで、超絶技巧なんちゃらって曲が弾けるようになるまで
とりあえずはそこまでがんばるぜ。
(普通10年はかかるらしい)
以前、能『恋重荷』について書いたけど(↓ ここ)
http://diarynote.jp/d/11610/20060418.html

間違えてた。
作者は世阿弥だ。
っつーことは、時代は平安じゃなくて、室町だ。

悲しい現実

2006年4月29日 日常
友人(と言っても、たまにコメント書いてくれる王子のことだが→)
もとい、友人に、「この急に沸き起こったクラシックブームには、
”男”が絡んでるんじゃないの?」と言われた。

学生時代からの友人によく言われることは、

「その情熱を、少しでも人間に、少しでも男に向ければ
 モテモテになれたかもしれないのに……」

天照という人間(神だけど)は、趣味や物には異常なまでの情熱を傾けることが
あるのに、人間に対してはサッパリだ。

と、こう言いたいらしい。

「あなたが、人間にそこまで執着したり、一生懸命になったりしてる姿を
 見たことがない。
 本当に、人を好きになったことがあるの??」

非常にクリティカルな質問だ。

痛い、痛すぎる。

その問いは、自分自身に何度もしてみた。
私は、他人を物以上に愛することができるのだろうか。
趣味以上に愛することができるのだろうか…。

学生時代、見たいテレビがあったので、デートを中断して帰った前科がある私としては、
胸をはって「当たり前じゃない。物や趣味よりも交際相手が大事よ!」などと
言えないのだ。

そんな私が、誰かを好きになったからといって、いきなり今まで嫌いだった
クラシック音楽好きになったりするわけはないんだよ、王子…。
つまり、このにわかクラシックブームに、男の影はないです。

ごめん。期待を裏切って…。

強いて言うなら、笑えるクラシック音楽マンガ『のだめカンタービレ』に出てくる
ストレスがたまるとボランティア活動(好きな女の部屋を掃除したり、
好きな女の服を洗濯してやったり、好きな女にご飯を作ってやる)にいそしむ
指揮者の千秋君が今、私のハートを鷲づかみにしてるくらいです。
私、マンガに出てくる男の子を素敵だと思ったのは初めてなのよ……。

あ、もしかして、これって、これって恋なのかしらーーーー!!(笑)

と、別のネタを提供する私って律儀でしょ。

そんな律儀な私に、千秋君みたいな素敵な男性を紹介してください。
ちろっと噂で聞いたところ、近所にピアノ教室があることが判明。
しかし……

どうやら、生徒をコンクールに送っているようなところらしい……。

「遊びじゃあ、先生、嫌がるかもね」

今更、手をバシッと叩かれて、「そこ楽譜と違う!」なんて
言われてもなー。
かといって、ちんたらやるのは月謝がもったいないしなー。
どうせなるなら……、いや、いかん、いかん。

しかし……

と心乱れる夕暮れ。
近所のピアノ教室もあたってみようかな。

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